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第2話 見ているだけ

 夜の帳。

 魔導灯できらめく皇国首都。

 その中心地で、ここだけは首都の喧騒から切り離されたかのような静けさに包まれている。

 首都では目にすることもない自然林。

 確認されているだけで約4000種もの動植物を育み、皇国内で絶滅されたとされる種も、ここでいくつか再発見されているほどの良好な自然状態を保っていた。


 生物学者達にとって、いくらでも現地調査したい場所ではあったが、どれほど交通の便が悪い辺境地よりも、調査困難な場所であった。


 いつくもの機械式や魔導式の対人感知器が設置され、特殊訓練を受けた者たちが、自然に溶け込み、周囲に目を配り続ける。


 林の中に佇む地味な建物の一室で、この地の主でもある高齢の男性が天寿を全うしようとしていた。

 親族や国家の要職についている者たちとの別れの挨拶を済ませ、表向き最側近の内舎人を呼ぶ。


 室内に入ってきたときは70過ぎの眼鏡をかけた背広姿の男。だが、室内に入ると最初に会ったときの黒髪の30代姿に若返る。


 最初の出会いは、ウォー・シミュレーションゲームの対戦相手としてであった。

 一国の元首が、このようなゲームを好きであるとは公言できない。

 身分を隠し、ウォー・シミュレーションゲームのイベントに出入りしながら、この先生とあだ名される友人との交友は密かに続いた。

 先生の正体は、約400年前に討伐されたはずのダンジョンマスターでもあった。


 先の世界大戦では、老人は国家元首として知力を尽くして祖国と国民を守るために戦った。

 ダンジョンマスターは、自らのダンジョンを守るために戦った。


 目的は違えど、二人は大戦で共闘した、誰にも明かすことのできない戦友であった。


 命の灯を続く最後の瞬間、力を振り絞り、寝台から上体を起こす。

 無理をするなと慌てるダンジョンマスターを手で制し、戦友に書類の束を渡す。


 「これは?」

 「最後の頼みというものだよ」

 「権限を行使を避け続けてきた君が、これはやりすぎなんじゃないか」

 「人類で二番目に古い職業によるグレートゲーム、ゲームにはルールブックが必要だろうよ。それを教えてくれたのは、先生じゃないか」



 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 



 世界最初の世界大戦。

 列強諸国を二つの陣営に分けた戦争は5年間にも及ぶ。

 戦火は世界中に拡大した。

 小さな国の非武装中立宣言は、地理的にそこに国があるという理由だけで、列強の軍隊に蹂躙された。


 フソウ皇国は、いち早く大戦に勝利した陣営に参加表明したこともあり、大戦後の国際社会では勝ち組といえる立ち位置にあった。

 大戦中の戦争被害も、中央大陸西方諸国に派遣した陸軍の損害は大きかったものの、本土の被害は小規模な爆撃を受ける程度で済んでいた。


 大戦終結から15年。

 新しい国家元首、若き国主が即位してから2年。


 皇国歴439年、皇都サイタマ。

 地震対策で、多くのビルは8階建てで統一されている街並み。最早、大戦中の爆撃の痕跡すらも残っていなかった。


 上空には飛行船と乗客を乗せた翼竜が飛びあい。皇都郊外の競竜場上空では、今日も現金を賭けた翼竜によるエアレースが繰り広げられている。



 大使館街近くにある大通り沿いのビルの一室。

 一見すると会社のオフィス。

 カーテンに開けた穴ごしに、いくつものカメラが通りを監視していた。

 ここは皇都警視庁が借り上げた秘密監視所の一つ。

 

 望遠で歩道を歩く監視対象の外交官を撮影する。

 赤い髪をした典型的なオカ人。

 表向きの肩書は、オカ人民共和国大使館二等書記官。

 裏の肩書は、オカ人民共和国国家保衛委員会第一管理総局所属で、在フソウ皇国のオカ国家保衛委員会支局のなかでは、支局長に次ぐ、ナンバー2、非公然活動・準軍事作戦統括と判断されていた人物。


 オカ国家保衛委員会は、オカ人民共和国の秘密警察であり、同時に対外情報機関としての機能も有した組織であった。


 オカ人民共和国は中央大陸東部で大きな領土とオカ人という世界でもっとも多い民族を有し、オカ人民革命党の一党独裁体制下にある全体主義国家。中央大陸東側の沿岸沖に位置する島国であり、立憲民主制でもあるフソウ皇国とは、地理的にも、政治体制的な意味でも、相容れない関係にあった。


 先の大戦に勝利し、世界の覇権を握ったノヴス・オルド・セクロールム連邦国(略称「ノヴス連邦」)に対し、オカ人民共和国は安い人件費を生かして、製造業で世界を席捲し、大洋を挟んでの軍事的緊張も高まりつつあった。


 フソウ皇国はノヴス連邦と同盟関係あり、二つの大国の間に位置することから、一番の仮想敵であるオカ人民共和国の暗部に対する監視は、ひと際熱心に為らざるを得なかった。


 地味な背広姿の男たちが感情もなく淡々と監視作業にあたる暗い部屋の端で、椅子に腰かけた青い髪の少女はとにかく暇そうに足をブラブラさせていた。少女の青い髪はフソウ人特有であるが、髪の色合いは薄く水色のようで、少し銀色が混ざったような光沢があり、顔も整っており、少女らしい私服を着ているため、明らかにこの部屋の中では浮いていた。だが、同年代の少女らしく活発そうな服装は、仕事では必要なことであった。

 

 少女は、先の大戦での首都爆撃を受けた地域で、がれきの中から救出された。

 赤ん坊だった少女の傍らには砕けた絵画が一枚。

 少女の正体は、この国の英雄、約400年前にダンジョンマスターと相打ちとなって果てたとされる女勇者そのものであった。


 建国記では、ダンジョンから生還した女勇者の妹リゼが、この地を首都に定め、建国したとある。

 妹のリゼが、あの深部階層から無事に生還できたのは喜ばしいことだが、どうして初代国王として建国することになったのか、歴史書を読んでみても、少女には未だに理解できないことであった。


 ダンジョン深部階層で、ついにダンジョンマスターが暮らすエリアへの扉を見つけるも、そこに突入できるのは2名のみの結界が貼られていた。


 当時、ダンジョンのなかで戦っていたのは、今はなき創世教によって勇者と名付けられた戦闘奴隷たちであった。創世教はダンジョンマスターを邪悪な存在であると定義し、魔力保有量が多ければ、片っ端から勇者として選ばれたという名目で徴用し、「戦えば自由になれる」とのスローガンのもと、各地のダンジョンへ戦闘奴隷として強制的に挑ませ続けていた。

 ダンジョンの中でも従軍聖職者たちが勇者たちを監視し、首には爆発魔導具を装着させられ、逆らう勇者を殺害していった。

 階層が深くなると、ダンジョンマスターの結界により、同時に侵入できる人数に制限が設けられていることがある。

 仮に20人までで、そこに到達できたのが従軍聖職者含めて20人以内であれば問題ない。だが、それを上回る人数の勇者たちがたどり着いた場合、そこで始まるのは従軍聖職者による聖別という名の儀式、すなわち勇者同士による殺し合いであった。

 聖別を辞退できるのは3回まで。2名のみ入れる扉の前で、リゼは残り1回、わたしには辞退する権利は残されていなかった。リゼを聖別から逃がし、聖別に挑んだ17名の勇者たちによる殺し合いに私は勝利した。

 そして、リゼをこのような地獄から救うため、この地のダンジョンマスターを必ず殺すと決意を抱いて、扉から突入したところで、私の意識はなくなった。


 どうやらダンジョンマスターの姿をみることもなく、罠に嵌り、時間逆行する絵画に封じ込められていたようだ。

 若返り続け、赤ん坊となり、最後は存在消滅するという直前に、絵画が爆撃に巻き込まれたことで砕け、封印が解けたようであった。

 この事実を口にしたところで、こいつは頭がおかしいと言われるだけなので、それを口にすることはなかった。

 爆撃後、がれきの中から警察官に助け出され、以後12年間、孤児院で育った。元警察官の院長によって名付けられた新しい名前は、シイナ・ハナ。


 皇国は、前期中等教育(中学校)を終えた時点で成人として認められる。

 いつの時代でも、生きていくためには、お金がいる。


 皇国の教育制度は、4年間の義務教育としての初等教育(小学校)、5年間の義務教育としての前期中等教育(中学校)、3年間の後期中等教育(高校)、学士の学位が得られる4~6年間の高等教育(大学学部)、大学院で行う研究者養成の修士課程(修士の学位)・博士課程(博士の学位)に分かれている。


 中学校から大学学部までの授業については、学校内で行う単位取得試験ならびにフソウ国内共通の単位取得試験(中学校卒業認定試験ならびに高校卒業認定試験)に合格さえすれば、授業に出ていなくとも単位取得することができるため、中学校・高校・大学学部をそれぞれ最短で各1年間で卒業することも可能となっている。


 反対に、単位を取得できない場合は、中学校は留年10年で強制卒業。高校以降は、単位取得できなければ卒業・修了ができない。


 シイナは、中学校と高校を各1年間で卒業した。

 孤児院から出て、生活するための職探しのなか、様々な企業・役所などへの願書を出し続け、採用試験を受け続けた。

 そうした中で、皇都警視庁の警察官採用試験への願書送付も、数多く出したものの一つでしかなかった。


 世間的には、反権力的な報道に偏っているマスメディアの影響から、警察に対する評判は必ずしも良いものではなかった。

 だが、シイナにとって警察のイメージは悪いものではなかった。

 育ての親であった孤児院の院長が元警察官であったこと。爆撃被害を受けた地域で、赤ん坊だった少女を助け出したのが警察官だったことも影響していたのかもしれない。

 ダンジョン探索や戦闘技術ばかり磨いてきた少女にとっては、護民という警察官の任務内容も好印象であった。


 警察官採用試験に合格できた理由はわからない。

 大戦後の不況のなか、どこも高倍率であったが、世間の警察へのイメージの悪さから、警察だけは少し倍率が低かったことと、元警察官が院長をしている孤児院出身ということで、採用前身辺調査が楽だったことが少しはプラスになったのかもしれない。


 警察学校入校後は、持ち前の魔力保有量の多さと、400年前から培ってきた魔力応用技術の高さから、若年者特有の身体能力の低さをカバーして、そこそこ優秀な成績で修了するのであった。

 警察学校卒業後、交番での勤務では、自転車泥棒取り締まりも歓楽街で暴れる酔っ払いを抑え込むことも、魔力による身体能力強化により、卒なく真面目に務めてきた。


 この少女の働きぶりに、警察署の上役たちからの評価も高かった。

 刑事講習受講者にも選ばれ、留置係勤務を経て、刑事課盗犯係に配属された。


 少女は周りの期待に応え続けた。


 盗犯検挙でも新人とは思えない実績を積み重ねていった。

 将来有望な若手刑事として、次はどのような経験をさせようかと、署の上役たちが、強行犯担当だ、知能犯担当だ、組織犯罪担当だとと、次の配属先を巡って議論しているときに、少女という姿そのものに目をつけた組織があった。


 皇都警視庁特別行動部。

 通称「特行警察」。

 一見、警察官の姿に見えない少女は、尾行には最適であった。


 特別行動部は、人民完全平等主義と君主制破砕を掲げ反政府武装闘争を続ける非合法化された暴力革命政党「フソウ人民革命党」やその他の極左過激派を担当する特別行動第1課、フソウ人民革命党を除く全ての国内政党・労組・宗教・巨大企業などの組織・団体についての情報収集・監視を担当する特別行動第2課、極右過激派を担当する特別行動第3課、資料収集と分析ならびに検閲を担当する特別行動第4課、先の大戦での主敵であった旧帝国も含む中央大陸西方諸国と南北ノヴス大陸(ノヴス連邦含む)を担当する外事1課、オカ人民共和国を含む中央大陸東部・南部地域諸国を担当する外事2課、それ以外の外国を担当する外事3課、国際テロ組織を担当する国際テロ対策課、特別行動部の執行活動を担当する特別行動警備隊、特別行動部全体の庶務や特命作業などを担当する特別行動総務課で構成されていた。


ただ、見ているだけの日々が嫌で、昇任試験を受けての脱出も試みるも、昇任後も特別行動部から縁を切ることはかなわなかった。

 現在の所属は、特別行動部外事2課第4係。

 オカ人民共和国大使館監視チーム”梟”に配属された15歳の少女は、つまらない日々を過ごしていた。


 「おい、勇者、出番だぞ」


 カメラで監視していた青い髪のフソウ人たちが慌ただしく動き出す。対象の左足靴紐が解けているのを見つけたからである。何かの別の工作員への合図かもしれない。


 首都大広場にある女勇者像に似ていることから、職場で付けられた少女のコード名は【勇者01】。このコード名に苦笑しながら、直接、対象への尾行のため、陰湿な部屋から飛び出すのであった。




 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 



 大使館街なので、一般市民に混ざって、各国の諜報員、所轄の特行刑事など、堅気ではないプロの姿も確認できる。だが、プロだと気づかれるのは、この街では二流である。

 女勇者(勇者01)は気配をワザと絶たず、完全に一般市民に成りきり距離をおいて尾行する。

 行動確認に従事するのは女勇者含めた基本4名で、交代や緊急対応の8名を入れて、合計12名。


 通常、この手の監視には小型無人魔導飛行機ドローンを用いる場合もあるが、ここは首都の大使館街ということでドローン飛行禁止エリアのため使うことはできない。

 召還魔法による小動物による監視や視力強化魔法を使う方法もあるが、魔力感知に敏感な相手もいるので、それらの方法も用いない。


 単純に、視力がよい12名が選ばれている。

 

 行動確認中、視線を対象に向けることもしない。人通りの多い首都でも、対象の周辺には最大でも4名以内に留める。

 諜報員に限らず、常習的な組織犯罪者や過激派活動家といった連中は、日ごろから周囲の視線、周りの雰囲気や気配といったものに敏感である。意図的に目立たないようにしよう、気配を薄くしようと意図しながら尾行したり、行動確認のために対象に視線を向けることは、その場の雰囲気や気配といったものを乱し、対象に尾行を気付かせる原因となる。

 相手を少しでも意識すると、眼球が相手の方向に動いてしまう。これを超人的な精神力で、眼球の動きまで意識しながら、あくまでも周辺視野を活用しながら行動確認を続ける。


 相手はオカ人民共和国国家保衛委員会の最精鋭。

 職業的な組織犯罪構成員、年季の入った過激派活動家、一般的な諜報員が行うような尾行確認すら行わない。





 歩行のリズム、道路を横断するとき、角を曲がるとき、エレベーターやエスカレーターに乗るとき、飲食店に入るとき、お手洗いに入るとき、意図的な尾行確認をせずに、尾行確認を行えるポイントを作って、尾行継続を自然に困難にしていく。

 それでいて、対象は一回も尾行確認を行わない。敵地では、どんなに精神力がある諜報員でも、多少は眼球が不自然に動き、周辺視野を活用しての無意識の尾行確認を行ってしまう。

 よく使われる尾行確認は、角を曲がるときに、眼球だけ動かして背後を確認する基本的なテクニックである。

 そうした尾行確認すらを、むしろ敵地で一回も行わないというのは違う意味で驚異的なことである。


 敵地で公道を歩くというのは、周囲に仲間がおらず、何かあったら助けもないからである。僅かな不安感が、装い、行動、雰囲気をいくら怪しまれないように繕っても、眼球だけには表れるのが普通である。だが、この男は、眼球の動きにも不審なところはない。全身の筋肉組織、下手したら不随意筋すらも自らの意思で完全にコントロールしているかのようにも思えてくる。


 我々はある程度の確信を持っているから対象を監視できているが、この男の情報がまるでなく、初見だと、どんなに訓練を受けた防諜専門家でも、この男が諜報員だとは見破れまい。


 オカ人民共和国国家保衛委員会で対外活動の工作管理官以上の役職者は、時折抜き打ちで自白剤投与したうえでの、脳波計など各種センサーを付けた状況で、二重スパイ対策の尋問を受けており、全員が自白剤含めた尋問耐性、鋼鉄の精神力を有しているという噂も、案外本当なのかもしれない。


 数時間の行動確認で、不審な点は見当たらない。オカ共和国大使館への帰路となり、片足の靴紐がほどけているのに気が付いていないのかと思いはじめたところで、一瞬だけ違和感を感じる。


 オカ共和国大使館近くの歩道にある路上売店で、対象が新聞を買おうとしたとき、歩道を歩いていたニット帽を被った中年男性が対象のほどけた靴紐に視線を落としてから、一瞬だけ互いに視線を合わせ、ニット帽の男が、対象の顔を見たうえで、胸ポケットに入れていた小さな菓子袋を開けて、袋から取り出したチョコバーを口に入れたのである。この瞬間、確かに対象の視線は、ニット帽の顔に向けられていた。


 女勇者は魔導通信も避け、ハンドシグナルで後方のバックアップチームに、事前に決めてあった短いコードをを伝える。


 <<勇者01、対象から現地非合法活動要員への連絡を現認、これより現地非合法活動要員への行確を開始する>>

本作は念のため「残酷な描写あり」・「R15」にしてあります。異世界転生者は第一話「元ウォー・シミュレーションゲーム・デザイナーで、人気小説家・放※大学軍事史講師が、異世界でダンジョンマスターになったら」のキャラ1名のみです。それ以外に異世界転生者が登場することはありません。


異世界ものなので、本来はハイファンタジーのカテゴリーにすべきなのかもしれませんが、「小説家になろう」におけるローファンタジーの定義である「現実世界に近しい世界にファンタジー要素を取り入れた小説」に従い、この小説のカテゴリーはローファンタジーに入れています。


大使館街での監視描写は米ソ冷戦時代での西ドイツにおける大使館員監視チームの活動を参考にしました。

孤児院院長による名付けは、名作スパイ映画『陸軍中野学校』シリーズのオマージュです。

チョコバーを使った連絡は、1980年代のモスクワでの諜報戦を参考にしました。

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