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プロローグ

時は20XX年東京

「なんで、武装集団が東京で暴れてるんだよ!」

俺、蓮斗はそうため息交じりにそう呟いた。

自衛隊に入った俺は派遣されたのだが

「俺、給料良いって言ってたから入っただけだし、しかも右腕折ってアキレス腱切れて治ったばっかだろ!そんな奴派遣しても役に立たないから休ませてー」

そんな俺の声も虚しく戦いはエスカレートする。


壁に隠れていると銃弾が横を通る。

「止めて~」

アサルトライフルを乱射しながら逃げる。

全然当たる気配がない全て地面に銃弾が当たる。

「俺あれだかんな銃なんてほとんど持ったことないし訓練なんて目を瞑って撃ってただけだかんな」

宣言する。

「おい!自衛隊降伏するなら見逃してやる」

(え、まじ?降伏しよっかな)

そんな事を思ってしまったが、違う違う給料目当てで入ったとはいえ国民を守るのが自衛隊だろ。

“バン”と音が鳴った時右足に猛烈な痛みを感じた。そして鮮血が飛び散った。

「自衛隊降伏するか」

「はい、します!」

即答した。


「おい、歩け」

「はい、分かりした」

命令に従って動く。

アサルトライフルは没収され手には手錠を掛けられている。

(俺、なにかしましたか?ただただアニメ見て原作揃えてフィギュアも揃えてただけなんです!)

「お前給料目当てで自衛隊入っただろ」

「ち、違う!」

「本当の事言ったら五十万あげる」

「はい、そうです給料目当てで入りました」

そうか、そうかと俺を連れてきた。大柄な男が笑う

「お前、自衛隊の情報言うだけ言ったら百万あげて逃がして殺さないであげる」

「喜んで教えます」

俺は総員何名か作戦、その他もろもろ教えた。

「情報ありがとう、じゃあ死ね」

冷たい声でそう告げて腹に十発以上の銃弾が撃たれ、鮮血が飛び散りそして俺の人生は終えた。


手や足の感覚があり、小さくだが声が聞こえる。

「良かったな、無事に産まれて」

「本当にそうね」

(誰が産まれたんだ。目を開けようとするが開かない、なんで、立とうとしても立てない、なんでだ)

そして俺は思った。

これが異世界転生ってやつか

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