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信川村の奇跡  作者: 東郷 珠(サークル珠道)
五章 それぞれの想い
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ぶつかり合う事

最後の村人シリーズは、鮎川家を中心に。

「おい、入るぞぉ! 遅くなっちまった」


 八月九日の夜、孝則は鮎川家を訪れた。

 玄関を開けて声をかけると、そのまま靴を脱ぎ捨て、廊下を歩いていく。そして、灯りの漏れる襖を、勢いよく開く。

 中では座卓を囲み、郷善と幸三が既に顔を赤くしていた。座卓の上には、徳利と御猪口が二つづつ。そして、つまみ用の菓子類が並んでいる。

 夕食を終わらせた後、呑み始めたのだろう。郷善の妻である華子も、既に片付けを終え、座卓の前に腰を下ろしていた。

  

「遅かったじゃねぇか」

「そうだ、待ちきれねぇから、始めてたぞ村長」

「なんだよ。もう出来上がってるじゃねぇか」

「村長さん、直ぐ用意しますね」

「いや、座っとけ華子。その位は、自分でやらねぇと、ボケちまう」


 襖を開けた孝則に、郷善と幸三は声をかける。そして郷善の妻、華子は孝則の分を用意する為、立ち上がろうとする。

 しかし孝則は華子を止めて、居間を抜けて台所へと向かった。


「おい、孝則! こっちに熱燗」

「村長、俺もだ。熱燗二つな」

「てめぇら、俺は飲み屋の店員じゃねぇ!」

「ほら、二人とも、勝手な事を言わないの。村長さん、私がやりますよ」

「構わねぇよ華子。こいつらには、冷やを飲ませとけばいいんだ。こんなくそ暑いのに、何が熱燗だ!」

「わかってねぇな孝則。暑いからこそ、熱燗なんだよ。それと板わさ、追加な!」

「こっちは、刺し盛追加だ!」

「だから、飲み屋じゃねぇ!」


 最年長で、村一番の権力者である孝則を、年下の郷善と幸三がからかう。ここ数日は、見る事が少なくなった光景に、華子は思わず笑いだした。

 

「おい、郷善。そういや、あの焼酎はどうした? もう呑んじまったのか?」

「いや、まだ残ってるはずだぞ。棚を探してみろよ! 同じ棚につまみが入ってるから、持ってきてくれよ」

「お前これ、乾きもんばっかじゃねぇか」

「いいんだよ。刺し盛よりは、ましだろ?」

「ったく仕方ねぇなぁ」


 ぼやきつつも孝則は、片手の指で焼酎と日本酒の一升瓶を器用に挟み、もう片方の手でサキイカ等のつまみを幾つか持って、居間へと戻る。

 村長となった今でも、毎日の様に何かしらの力仕事をしている。齢九十にして、一升瓶を二つも片手で掴む握力は、流石と言った所だろう。


 ドンっと音を立てて、孝則は一升瓶等を座卓の上に置く。そして再び台所に戻ると、グラスを二つ、手に持って現れる。

 そして孝則は郷善の正面に陣取ると、一つのグラスに日本酒を注ぎ郷善へ渡す。もう一つのグラスは、郷善の眼前に突き出し、焼酎を注がせた。

 

「村長。俺の分は?」

「お前は、もう止めとけ! 明日も山に行くんだろ?」

「ちっ、仕方ねぇか。でも、あいつ等と山に入っても、やる事はねぇんだよ」

「はぁ? どういう事だ?」

「村長。そもそも調査ってのは、芝居だろ? しかも調査隊は、自衛隊で組織されてんだ。奴らにとって、山の探索は訓練の内だ」


 幸三の愚痴は、もっともだ。

 自衛隊の山岳訓練、その一環として山の探索を行う。今回の調査は、報道各社へ流す事実の作成以外にも、そんな側面を持っている。

 幸三が、山へと赴くのは、環境調査の意味合いが強い。

 目的が完全に異なるのだ、訓練の一環ならば、幸三の役目は形骸化しているだろう。


「まぁそう言うな、幸三。面倒だろうが、付き合ってやれ」

「はぁ。郷善さんが言うなら、仕方ねぇな」

「なんだ、幸三。俺の言う事は、聞けねぇってか?」

「ったりめぇだろ、村長。役人は俺の敵だ!」

「馬鹿な事、言ってんじゃねぇ! 酔ってんなら、もう寝ちまえ!」


 酔いが回って、幸三は饒舌になっている。しかし、流石に口が過ぎる。幾ら冗談でも、家族に対して放つ言葉ではない。

 郷善は、幸三の頭を軽く叩き、襖を指差す。対して幸三は、拗ねる様に、そっぽを向いた。

 

 そんなやり取りさえも、華子にとっては微笑ましいのだろう。

 華子は、笑みを浮かべて三人を眺める。思えば若い頃から、この三人は仲が良かった。それこそ、本当の兄妹の様に。

 長男が孝則だとすれば、次男は五歳下の郷善。そして三男は言わずもがな、郷善の七つ下である幸三だ。

 

 三人で呑むと、幸三は甘えだす。そして、孝則に突っかかる事も、しばしば有る。

 対して孝則は、一回り下の幸三に言いたい放題に言われ、茶化す事は有っても咎める事は滅多に無い。

 だがそれは、郷善が二人の間に入り、幸三を諫めて孝則の怒りを買わない様に、立ち回っているからだろう。

 

 確かに郷善は、見た目に反して、面倒見がいい。しかし郷善は、優しいだけの男ではない。それは妻である華子が、よくわかっている。

 家族を守る為なら、どんなものにでも牙を剥く。それが、郷善という男だ。

 

 騒動の最中に、さくらが取った行動で、事態は一気に沈静し始めた。その結果、皆が知っただろう、誰よりも敵にしてはいけないのが、さくらなのだと。

 だが、そんなさくらに対しても、郷善は牙を剥く。それでは、納得が出来ないと。


 そんな郷善は、幸三を諫めた後、目付きを変える。

 いよいよ、孝則を呼び出した本題に入る。夫から少しばかりの緊張感を感じ、華子は居住まいを正す。

 

「一応報告だ、孝則。正一が、昼間に交渉してきた。大学の話しは、このまま継続だ」

「そうか。俺の方も、孝道が報告してきた。あいつが降ろしてる、幾つかのレストランは、付き合いを続けてくれるそうだ。一時的に、他から調達するけど、こっちの生産体制が整い次第、元に戻すとよ」

「はぁ。全部さくらの言う通りになりやがった。どこまでが、本気なんだ? あいつは、どうしたいんだ? なぁ?」

「郷善。それは、俺にもわからねぇよ」

「孝則よぉ。俺達は、実際に閣議決定とやらの書類を見ただろ? そこに書いてる内容通りなら、TV局の連中が来るのは、おかしいだろ?」

「いや、間違っちゃいねぇ。俺は何度も読み直した。ちゃんと書いてある、一部の報道関係者と調査班以外の出入りを禁じるってよ」

「でも、矛盾しちゃいねぇか? 調査でわかった事を他の奴に話すのは、駄目なんだろ?」

「多分だけどな。あれは、調査でわかった事なんだ。今回の調査は、何も見つからなかった事を、知らせる為だ。その為に真実とは違う、事実を作るんだ」

「それで、外の連中は納得するのか?」

「わからねぇよ。俺は、さくらじゃねぇ」

「暢気な事を言ってる場合じゃねぇだろ! ハイエナみたいな連中は、幾らでも居るんだぞ! 何処までガキ共を守れるか、わからねぇぞ!」

「多分な、その他って書いてる部分が、ミソなんだよ」

「はぁ? どう言う事だ?」


 閣議決定と書かれた書類には、未確認生命体の存在を確認した場合、保護と検査の実施し発生原因を追究すると書いてある。そして村を監視下に置いて、情報を制限する旨の記載も有る。

 言わばこれは、未確認生命体を発見した場合の対処方法だ。


 孝則が示唆したのは、別の記述だ。

 調査に置いて、本件に関わる何らかの情報を確認した場合、政府が精査し対処法を検討した後、発表を行うものとする。


 そもそも調査は、明日に終了するのか? 少なくとも、孝則が受け取った書類には、調査の範囲について書かれていない。

 敢えて曖昧にして有るのだ。その目的は、一つしか考えられまい。


 例えば、調査は未だ継続中で有るとすれば、非常事態は解除されないだろう。そして、住人は協力せざるを得なくなる。

 それに加えて、一切の情報は政府が検閲し流布する事を禁じると、報道の自由を制限する事も可能になるだろう。

 更には、目的を果たす手段として、自衛隊の駐屯を計画している。


 だがこれは、強硬的な方法と言っても、過言ではない。それに付随して、信川村の住人は著しく自由を制限させられる。

 そして、正一と孝道が繋いだ未来を、途絶えさせる可能性が有る。

 多少の不自由は、仕方が無い。しかし、村の利益が損なわれるなら、話は別だろう。


 そして郷善は会議で、村の一員として認めると、言った訳ではない。滞在を認めると言っただけだ。

 ただ郷善ならば、村の一員で無くとも、守ると決めたからには、守り切るだろう。何よりも、村に不利益になるなら、例え政府と反発する事になったとしても戦うだろう。


 だが、それは望んだ未来ではない。だから、郷善は悩みを吐露しているのだ。孝則の説明に、真剣な眼差しを送る華子も、想いは郷善と同じなのだろう。

 ならば、孝則は言うしかあるまい。心優しい夫妻の重荷を、少しでも軽くする為に。それが例え、この夫妻を敵に回す事になったとしても。


「ギイとガアってのは、ゴブリンって種族だそうだ。そのゴブリンってのは、良くて十年。その位しか、寿命が無いそうだ。日本の医療技術が有れば、もう少し長く生きられるかもしれねぇ。でもな、わかるか? 場合によっちゃあ、孝道の世代が俺達の歳になる頃には、解決してんだよ」


 それを聞いて、郷善がどう感じるのだろう。華子がどう感じるのだろう。恐らく、安堵ではない。

 しかし孝則は、それすらも理解した上で、敢えて言い放った。郷善がどんな反応を示すか、理解した上で言葉を紡いだ。

 

「ふざけんじゃねぇぞ、てめぇ!」


 強く叩かれた座卓は、大きく揺れる。倒れたグラスから、酒が零れて畳へと流れる。そして、郷善は勢いよく立ち上がり、孝則に向かって声を荒げた。

 その声は、隣で船を漕いでいた、幸三の目を覚まさせる。


「十年くらい、我慢しろって言いてぇのか? ガキ共は、じきに死ぬから、ほっとけってのか? そんな打算的な事を、俺に納得しろって言うのか? ふざけんじゃねぇ、孝則! そんな事を考える位なら、俺は奴らの滞在なんか、認めねぇぞ!」

 

 目を覚ましたばかりの幸三は、何が起きたのか理解していない。幸三が呆けている間に、郷善は顔を顰めながら、孝則に歩み寄る。

 慌てる様に華子は立ち上がり、郷善を抑える。だが、女性の腕力では、郷善を止められない。

 

 穏やかであった飲み会の場は、緊迫した雰囲気に変わる。その空気を感じ取り、酔いが回っているだろう幸三も、立ち上がり郷善を抑え始めた。


「離せ! この馬鹿を一発殴らせろ! 殴らなきゃ、わからねぇんだ! いつから、そんな風になっちまった! てめぇは、いつから賢くなりやがった! 魂は、何処に置いて来た! 言ってみろ、孝則!」 

「郷善さん! 村長を殴っても、仕方ねぇだろ! ガキみてぇな真似してじゃねぇよ!」

「あなた、落ち着いて。村長さんにも、お考えが有るんですよ!」

「どんな考えが有るってんだ! ふざけんな! こいつに、何が有るってんだ!」


 恐らく、幸三と華子が何を言っても、郷善の怒りは収まらないだろう。


 計算だけでは、人は動かない。金だけでも、人は動かない。もし、そんな物で動かせるなら、それは紛い物だ。簡単に壊せる実態の無い模造品だ。

 人間は、機械やAIじゃない。心を持つ生き物だ。そこに心が有るから、人は動く。


 郷善は知っていたから、滞在を認めた。

 クミルの努力、ギイとガアの純真、さくらの優しさ、三笠の情熱、貞江の奮闘等、挙げれば切りがない。


 郷善は理解したから、守ろうと決めた。

 行く当てが無く、帰る場所も無い。そして、クミルに、ギイとガアは頭を下げて、この村に居させて欲しいと願った。

 守る理由は、それで充分だ。それ以外に、動く理由なんて、必要ないんだ。

 だから、孝則の言葉を許せなかった。全ての想いを否定された気がして、許せなかった。


 郷善は、幸三と華子に押さえつけられ、動けずにいる。しかし瞳に宿る激情の炎は、孝則を焼き尽くさんとしている。

 普段の孝則なら、喧嘩上等とばかりに、激しく言い返す。しかし、この時ばかりは、静に口を開いた。


「だから何だ! お前ら、手を離してやれ。郷善、殴りたければ殴れ。それで、お前の気が済むなら殴れ! 俺を殴った所で、ギイ達の寿命は変わらねぇ。それに寿命が訪れるまで、俺達は生きちゃいねぇ。そんな俺達が、あいつらに何をしてやれるってんだ! あぁ? よく考えろ! 俺達に出来る事なんて、何もありゃしねぇんだよ! だから、今を精一杯楽しませるしかねぇ! その後は、託すしかねぇんだ。違うかよ、馬鹿野郎!」


 手を離せと言われても、離せる訳がない。そして、その言葉では、まだ郷善が納得しない。


「俺達みてぇな老いぼれと、ガキ共を一緒にすんじゃねぇ! ガキ共がどんな存在だろうが、懸命に生きようとしてんだろ! 必死になって逃げて来たんだろ? だから、守ろうって決めたんじゃねぇのか? それを、何でお前が否定すんだよ! ふざけんじゃねぇぞ! お前は、ガキ共の味方じゃ無かったのかよ! 託すなんて、言うんじゃねぇよ! 諦めてんじゃねぇよ! 出来る事なら有るだろ! 未来を創るじゃ無かったのかよ? 村を残す為に、頑張って来たんじゃねぇのかよ! どうなんだよ、孝則!」


 最後は涙声になり、郷善は必死に叫んだ。

 孝則が打算的な考えで動く人間だと、郷善は思ってもいない。

 郷善が、村で一番信頼を寄せているのは、さくらではなく孝則だ。その孝則から、これまでの努力を否定された気がして、悔しかったのだ。


 歳をとったから、何も出来ない? そうじゃないだろ。俺達は、こうやって戦ってるんだ。最前線に立って、未だに歯を食いしばってるんだ。

 託すなんて、まだ早い。それを言うなら、せめて残される奴らの為に、レールを敷いてからでも遅くはない。

 それを孝則に、わかって欲しかった。


 恐らく、背中を預け合える友なのだろう。孝則にとっても、郷善という存在は、かけがえの無いものなのだ。

 そしてこれから孝則が話す事が、敢えて郷善を怒らせた、本当の意味なのだろう。

 

「いいか郷善。色々と悩むのは、俺の仕事だ。村長である、俺の仕事なんだ。お前は堂々としてろ! お前が悩んでたら、下の奴らは付いて来ねぇ! それでも不安なら、俺と一緒に考えてくれ! さくらは間違えねぇけど、俺は間違えてばかりだ。お前が、みんなを纏めてくれるから、俺は何とかやってこれた。だからよぉ、郷善。お前は、お前らしく居てくれ」  


 この瞬間、郷善から怒気が消えた。

 それを感じて、幸三は手を離す。そして華子は、孝則に近づき膝を突くと、頬を平手で叩いた。


 パンっと乾いた音が、居間に響く。

 行動の意味を理解出来ず、唖然としている孝則を放置し、華子は立ち上がると郷善に近づく。そして華子は、郷善の頬も平手で叩く。


「まったく、二人で青春しちゃって。喧嘩するほど仲が良いって、本当の事よね。でも、喧嘩両成敗です。女の私に叩かれても、痛くはないでしょ?」

「馬鹿か、いてぇよ。ほら、赤くなっちまっただろ!」

「それは、酔っ払ったせいね。村長さん、この人の性格は、わかってるでしょ? だったら、言い方を考えて下さいな。喧嘩しなきゃ、想いを伝えられないなんて、不器用過ぎますよ!」

「そりゃ、そうだ! お互い、引き所のわからねぇ、馬鹿だからな」

「幸三! お前だけには、言われたくねぇぞ! 一番喧嘩っ早い癖によぉ!」 

 

 郷善は、ワイワイと騒ぐ姿を眺めていた。そして、余りの馬鹿馬鹿しさに、笑いが込み上げて来たのだろう。

 その場で、ドカっと腰を下ろすと、空になったグラスを孝則に突き出す。

 

「孝則、俺達の負けだ。あれこれ考えたって、なる様にしかならねぇって事だろ? どだい俺は、さくらみてぇに、頭は良くねぇし、人脈もねぇからな」

「それは俺もだ、郷善。出来る事をやりゃあ良い。さて、乾杯といこうか」

「あらあら二人とも、何を言ってるの? 掃除が先よ! お言葉通り、出来る事をやって下さいね。終わったら今日はお開き! 幸三さんは、早く寝なさいね」


 突き出されたグラスに、孝則が日本酒を注ごうと、一升瓶に手を伸ばした手を、華子に叩かれる。

 そして、四人に笑いが込み上げた。


 感情を持つが故に、ぶつかる時も有る。互いを尊重し合っているなら、余計に引けない時も有るだろう。

 しかし、互いの想いが伝わり、再び笑い合えればそれでいい。

 人間は誰しも、仲間と笑い合える時間なんて、いつ無くなるかわからないのだから。

今回は、最後に美味しい所を持っていった、華子回ですね。

登場しなかった人達は、今後の重要ファクターなのです。

その内いっぱい登場シーンが有るので、お忘れなく。


次回もお楽しみに!

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