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恋愛感情なんていらない  作者: いんだよう
普通の日常
30/35

眠れる森の美女 中編

「裕太くん、この衣装どうでしょうか?」

「いいんじゃね? よく分からんけど」

「で、ですよね」

「これこれ裕太殿、そこは「似合ってるよ☆」って言うべきでしょうが」

「似合ってるよ☆」

「あ……やっぱ忘れてくれ」

「おい!」


琴音は眠れる森の美女の王女役、裕太は王子役、大翔は王様役、ついでに桜は城にいる人A役。


「てか主役って言っても最初らへん全然出てこんやん王子」

「でも?」

「そっちの方がいい」

「だろうな」

「俺は最初から出るけどな」

「私の王女もそうですが、この話は主役の出番が少ないですね」

「てかお前は名前すらねーじゃねーか!」

「ワタシハボウエンギデスノデ」

「そこまで行くとロボットだぞ」

「てか魔女と王妃は誰ぞ?」


桜はこの話の中でも一番見せ場の多い魔女と、最初から出てくる王妃の役は誰なのかが気になっていた。


「王妃役はあそこにいる人で、魔女役はあの人」

「ふ〜ん……知らん」

「おいおい、同じクラスだろ?」

「お前知ってんの?」

「さてと、そろそろ着替えてこよっかな〜」

「知らねーじゃねーか」

「え? 何? 聞こえな〜い」


裕太はそう言いながら衣装を持ち教室を出ていく。





「今戻った!」

「ふっ……来たか……」

「意味深?」

「意味深」

「…………」

「どした? ことねん」

「い、いえ別に……」

「顔赤いぞ? 風邪か?」


裕太は琴音が風邪かどうか心配し顔を覗き込む。


「ぴゃ!?」

「ぴゃ?」

「い、いえ……大丈夫です」

「無理すんなよ」

「そろそろ出番だ、移動するぞ〜」


(ふ〜……まだドキドキする〜)


琴音は衣装を来た裕太が思った以上にかっこよかったため、様子がおかしかったのだが、裕太はそれには気付かなかった。

後編に続きます。

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