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恋愛感情なんていらない  作者: いんだよう
普通の日常
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今日から文化祭 後編

裕太と大翔が離れると、琴音は桜に聞きたいことを聞く。


「桜さん」

「何?」

「今日は私が裕太くんと回りたいのですが……」

「え〜やだ」

「どうしてですか?」

「だって二人でってことでしょ?」

「そうですが」

「じゃあ私があいつと回れなくなるよね?」

「そうなれば、そうですね」

「あいつと一緒に回りたいからやだ」

「でも大翔くんが一緒に回ってくれますよ」

「んな奴どうでもいいから裕太がいいの!」


桜のその言葉に琴音は諦めそうになるが、最後に一つ桜にお願いをする。


「それでは、明日少しだけ裕太くんと話す時間をくれませんか?」

「告白すんの?」

「ま、まぁそうです」

「裕太がいいなら別にいいぞ」


桜と琴音の話が終わると、ちょうど裕太と大翔も戻ってくる。


「「明日こいつが話したいことあるらしいぞ」」

「……お前も言われたのか」

「お前もか……」


同じことを言われていた二人は、少しだけ驚く。


「で、明日どうする?」

「二人共言われてるわけだし、両方に行けばいいんじゃね」

「じゃそれで決まり」

「「それじゃあ」」

「明日終わったあとなら」

「二人同時に話聞いてやるよ」

「「え? 同時?」」


琴音と大翔は二人同時とは思わず、驚き、なぜそうなったのかを裕太と桜に聞く。


「だって二人共聞きたいなら別々の場所じゃなくてもいいだろ?」

「私達が二人同時に話聞くぞ」

「「…………」」


琴音と大翔は互いに顔を見合わせ、どうするかを考える。


「分かりました。では二人同時に話をしましょう」

「…確かにそれしかないよな」


二人は互いに裕太と桜が好きなことを知っているため、特に隠す必要はなかった。


「じゃそれで決まり!」

「まずは今日頑張ろうぜ」

「そうですね」

「まずは今日楽しもう」


そして文化祭が始まった。

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