表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋愛感情なんていらない  作者: いんだよう
普通の日常
21/35

佐藤大翔の気付き 後編

「へ〜」

「大翔が変わったの、赤井のお陰だったのか」

「まぁな」


話を聞いた友達は感心したような反応を見せる。


「じゃあ俺たちも赤井に感謝しないとな」

「でもそれ、裕太と付き合ってるんじゃね?」

「だよな〜」

「実際どうなんだろ」

「本人たちは否定しておりますが」

「う〜ん」

「お前が本人たちに聞けばいいんじゃね?」


友達の一人が大翔に提案をする。


「いや、それは俺が桜さん狙ってるってバレるだろ」

「別にバレないと思うぞ、皆聞いてる」

「確かにそうだがな〜」

「びびんなって」

「う〜ん……」

「じゃあさ、裕太に聞いてみれば?」

「裕太に?」

「だって赤井に聞きにくいなら裕太に聞けばいいじゃん」

「確かに」


大翔が納得すると、友達はさらに後押しをする。


「だから今度の学校でタイミングいいときに聞いてみれば?」

「……そうだな。もう卒業も近いし、いつまでもびびってるわけにはいかないな」

「そうそう」

「よし、今度聞いてみるか」

「「「おお〜」」」

「なんだよ」

「いやようやく大翔が一歩踏み出したか、と思ってな」

「……ありがとな」

「急にどうした?」


大翔は先程までと雰囲気を変えると、とあることを決意する。


「もうすぐ卒業なんだよな」

「まぁそうだな」

「文化祭が最後の行事だよな」

「それがどうした?」

「俺、文化祭で桜さんに告白しよっかな」

「「「え?」」」


大翔の突然の言葉に友達は一瞬驚くが、すぐにその言葉を理解していく。


「マジか」

「突然どうした?」

「さっきまであんなにびびってたのに」

「いやなんか、もう会えなくなるのかって思ったら急がなきゃな〜と思ってさ」

「いいね〜」

「俺たちも応援してるぜ!」

「ありがとな」


大翔はそう決意し、文化祭までに心の準備をすることにした。

次回からは裕太と桜が出てきます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ