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脳内の化学バランスが崩れた時に役立つかもしれない、ちょっとしたヒント

今日の私を取り巻く状況は昨日とさほど変わっていないはずなのに、何故だか、昨日とは打って変わって先行きが不安でたまらなくなる時がある。


そういう時は、ひょっとすると意識してないだけで、何かものすごく気がかりなことがあるのかもしれないし、単に季節の変わり目の寒暖差に身体がついていけず体調が芳しくないだけかもしれない。時には単にお腹が空いてただけだったなんてこともある。


でも、そんな理由であろうとなかろうと、沈んだ気分をどうにかすることは至難の技に近い。化学物質のバランスが崩れてしまった脳は、もはや万全の動きはできない。状況を立て直そうと何かを考えれば、たいてい、悪い方へ悪い方へと考える。


人の考える理屈は、いくらでも気分に左右される。筋書きはいく通りもあって、落ち込んだ時には何を考えたって、くらい先しか思い浮かばない。


そんな時にできることは、ほとんど無いに等しい。脳はすでに暴走していて、放っておけば思考や感情は負のスパイラルに陥ってしまう。


唯一できること、それは、強制終了。


とりあえずその日はもう休む。心が休まらなかろうと、とりあえず、身体に心地よいことをする。気持ちを落ち付けようと考えない方がいい。とにかく体をいたわることに集中するといい。


考えを止めることができないなら、寝てしまうのもありだ。寝付けないなら、依存しない程度に薬やお酒に頼るのもありだろう。


それほど大きな暴走でなければ、翌朝にはたいてい気分は変わっている。




なら、もっと長く続く時は?次の日に目覚めても、やっぱりこの世の終わりのような気分の時は?


辛いけれど、なんとかしようとあがかない方がいいような気がする。辛いのとしんどいのは仕方ないから兎にも角にも、身体だけは労ってやることだ。なんとかしたいと頭の中で思えば思うほど、更に脳は疲弊していく。落ち込んで仕方ない自転で、すでに脳はお疲れなのだ。それを更に酷使してはいけない。


身体と心は繋がっている。ゆっくりであっても、身体を癒せば、心も癒されていく。ただ、時間はかかる。でも、何事にも終わりはある。終わらないものはこの世の中にはない。


心のバランスを崩したら、兎にも角にも身体をやすめる。そして、なんとかしなきゃとは思わないことだ、と思う。


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