あとがき
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
元はといえば、華やかな芸能界の歌姫と恋に落ちたら
と、そんな妄想を形にしてみたのが、このお話の始まりです。
minaは、現実世界の歌姫様(名前が1文字違いなのでバレバレですね)をモデルにしてますが、設定はかなり変えています。
歌姫様は自分からは好きな人になかなか想いを伝えられないタイプで
だからそんな気持ちを歌詞に込めてみんなも想いを伝えたほうがいいよと訴えている、とかつてテレビでおっしゃっていました。
一方、minaは好きになったら猛アピールです。
誘うのも、告白も、最後のキスも、全て彼女からです。
私は、鈍感系主人公が好きなので(笑)、二人とも奥手だと話が進まないので、minaにはガンガン行ってもらいました。
他にもデビューした歳(minaは佐伯との成長を描きたかったので、デビュー歳を遅くした)やファン層(minaはライブで女性ファンが多いという設定)など、違いがあります。
「大切な人達へ」も勝手に私が考えた曲です。
歌姫様のファンの方には気を悪くされた方もいらっしゃるかもしれませんが
これも同好の士のよしみで、お目こぼしをいただければと思います。
また、このような初投稿の拙い小説にも300以上のユニークアクセスがあり、
楽しみにしてくれている人もいるもんだと素直にうれしかったです。
私自身、小説を書いた動機が、自分の妄想を形にすることと
読んでくれる人が日々の更新が楽しみになるようなものを描くことが目標だったので。
また、感想などぜひいただければ、これに勝る喜びはありません。
今後、できれば佐伯とminaのその後を描いた小説が描ければと思っております。
オレ達の戦いは、ではなくて二人の恋はまだ始まったばかりですので。
みなさまの小説家になろうライフが少しでも豊かになりますよう、思いを込めて。
詩野紫苑
2016/10/28追記
続編、「歌姫と銀行員 第二幕 ~二人の恋の協奏曲~」の連載を開始しました。
ぜひ、お読みいただければ嬉しいです。
2016/11/26追記
minaの下積み時代のお話、「私の白馬の王子様は、両刀使い!?」という中編を書きました。合わせてお読みいただければ幸いです。こちらはmina視点のお話となります。




