モンスターNo.56 イグナレオス
モンスターNo.56 イグナレオス (Ignaleos)
分類: 哺乳類型
出現場所: 乾燥した荒野、火山の麓の草原(例:カルゼ火山帯、ラオスの赤熱平原)
外見
イグナレオスは、炎そのものをまとったかのような威厳ある獅子型モンスターで、「焔王」の異名を持ちます。全身は赤銅色の甲毛で覆われ、そのたてがみは常に燃え盛る炎となって揺れています。瞳は溶岩のように赤く輝き、その視線を受けた者は本能的な恐怖を感じると言われます。
肩と背中には炎の紋様を象った鱗状の装甲があり、火のエネルギーを蓄積・放出する役割を果たしています。
能力
炎獅子の咆哮
咆哮と共に前方一帯に火炎の波を放出する広範囲攻撃。敵を炎上状態にし、装備や木製の障害物すら焼き尽くす。
閃熱突進
高速の火炎をまとった突進攻撃。突進時の摩擦熱で地面が焼け焦げ、炎属性の追加ダメージを与える。
焔牙連斬
前脚の「焦熱の爪」を用いて、連続で爪撃を繰り出す。命中すると焼き印のような火傷を負う。
生態
イグナレオスは、群れを作らず単独で行動する「孤高の王獣」です。乾燥した高温地域を好み、火山周辺や日照の強い草原など、常に地熱の高い場所に縄張りを構えています。基本的には外敵に無関心ですが、縄張りに踏み入った存在には激しく反応し、咆哮とともに威嚇や攻撃を行います。
繁殖期になると、遠く離れた火口で咆哮を交わすことでつがいを探すと言われています。
弱点
水属性の攻撃に非常に弱く、たてがみの炎を鎮火されると能力の多くが制限され、攻撃力が大きく低下します。また、雨天や湿潤な環境では活動を避ける傾向があり、戦闘時も通常より消極的になります。
採取素材
焔王のたてがみ:高温でも燃え尽きない特殊な炎毛。火属性装備や攻撃魔法の強化素材に用いられる。
焦熱の爪:触れるだけで火傷を負うほどの高温を保つ爪。武器加工時に切断性能と火傷効果を付与する。
その他情報
対策
水属性の魔法や冷却系の装備を用意すると優位に立てます。戦闘中に炎を鎮めることができれば、連続攻撃の威力も抑えられ、隙が生まれやすくなります。
また、熱風を伴う突進に備えて、防炎耐性のある装備や耐火の護符を携行することが望ましいです。




