モンスターNo.037 ノコノコディア
分類: 哺乳類型
属性: 無属性(自然系)
出現場所: 森林、草原、湿地帯などの静かな地域
【外見】
ノコノコディアは、体長1メートル未満の小型鹿型モンスター。全身は灰茶色のふわふわした毛に覆われ、非常に大きな目をしており、どこか夢見心地な表情を浮かべている。まだ成長途中のような短い角を持ち、幼さと無防備さを漂わせる。歩く姿はのそのそとしており、動きに一切の急ぎが感じられない。
【能力・特性】
おおらかなペース(リズムウォーク):
ノコノコディアは常に一定のリズムで歩き続ける。疲れを知らず、長時間の移動にも耐えるが、緊急回避や素早い移動はできない。この歩調は仲間に安心感を与え、隊列を整えるなどの補助的な役割を果たす。
土の匂い感知:
周囲の地面から発せられる微かな匂いを嗅ぎ取り、魔獣の足跡や危険な地殻の変化などを察知できる。反応は鈍いため、早期警戒というより「のんびりした予感」程度。
癒しの草:
草や小さな植物を食べることで、自身と周囲に微弱な回復効果をもたらす。即効性はないが、安心感と精神的な癒しを提供するため、疲労回復や探索後の小休止時に重宝される。
【弱点】
戦闘能力は皆無に近く、敵の気配にも気づくのが遅いため、戦場では真っ先に倒れてしまう可能性が高い。
鋭利な武器による攻撃や火に対する耐性が極めて低く、逃げるのも苦手。
反撃の手段を一切持たないため、護衛なしでは生存は難しい。
【生態】
ノコノコディアは、落ち着いた環境を好み、森の奥深くや人里離れた草原、湿地帯などでひっそりと暮らしている。精霊や小型動物と共存することも多く、その存在自体が「平和の象徴」として扱われる地域もある。危険を感じてもあまり慌てず、むしろ「そのまま歩いていたら偶然避けた」ような場面が多いという。
【採取素材】
ノコノコの柔毛:
ふわりとした肌触りの毛。防寒用の衣類や癒し系の装飾品素材として用いられる。
癒草の香り付着毛:
体毛に自然に付着した植物の芳香。香草薬や緊張緩和の魔道香に使われる。
【対策と備考】
ノコノコディアは戦う相手ではなく、むしろ守るべき存在。騎士や学者の間では「ノコノコディアに道を譲らぬ者、自然に嫌われる」といった言い伝えもある。過酷な旅路の中でこのモンスターに出会うと、しばしの安らぎを得られるだろう。




