EP1-8
サーチスキルで気配を感じ取った俺は、街道にあった獣道を進むことにした。すると、ツノウサギが草を食べているのが見えた。俺を見つけるや否や、ウサギは真っ直ぐに突進してくる。
「もう慣れっこだ…」
剣を真っ直ぐに構え、突進に合わせて正面から角を薙ぎ落とす。体勢を崩したウサギの首をすかさず一刀で仕留める。血抜きをして、すぐに収納スキルを使って収納した。
「ちょろいぜ…」
この調子で、続けて2体のウサギを狩り、依頼の条件をクリアした。これでミッションコンプリート。
「ここで普通は帰るんだろうけど、俺にはまだ欲しいスキルがあるんだよな…」
ウサギよりも大きな気配を感じ取り、その方向に向かう。慎重に進むと、そこに現れたのは猪だった。頬の辺りにツノが2本、さらにおでこにも1本のツノが生えている。
「いた…猪だね…」
サバンナにいる猪を思い出すが、これは異世界の魔物だ。目の前の猪は通常の猪よりも大きく、凶暴そうな雰囲気を醸し出している。
「これは手強そうだな…」
気を引き締め、慎重に距離を詰める。猪は俺の存在に気付き、低い唸り声を上げると同時に突進してきた。
「よし、やるしかない!」
剣を構え、猪のツノを狙い、剣を振り下ろすと、硬い感触が伝わってきた。しかし、猪は怯むことなく突進を続ける。
「強いな…!」
俺はすぐに身を翻し、猪の攻撃をかわす。猪の側面に回り込み、再び剣を振り下ろす。今回は確実にツノを切り落とし、猪は痛みに叫び声を上げた。怯んだ隙に、一気に距離を詰め、猪の首元に致命的な一撃を加えた。
「やった…!」
猪は地面に倒れ込み、動かなくなった。息を整えながら、猪の血抜きをして、再び収納スキルを使って収納した。
「これでかなりのスキルポイントが貯まるはずだ…」




