EP1-14
ゴーレムが立ちふさがる中、俺はアドバイザーに助言を求めた。
「アドバイザーさん、こいつの弱点は?」
「ゴーレムの弱点は頭の額部分にある光っている小さな石です。あれがコアになっていて、破壊すると活動が停止します。ゴーレムは動きが遅いですが、破壊力があるので攻撃を受けないようにしてください。」
「なるほど。以前買っておいたあれを使おう。」
俺は収納スキルから金棒を取り出した。2メートル程度の長さの棒だ。粉砕するような相手用に買っておいて正解だった。
「リリスさん、額の魔石が弱点だ。この棒で叩き壊すので、こいつの注意を引いてください。」
リリスは黙って頷き、前に出た。ゴーレムは大ぶりなパンチをリリスに向かって放つが、彼女はひらりと右に飛んでかわした。
「今だ!」
リリスがゴーレムの注意を引いている間に、俺は一気に距離を詰めて跳躍した。地球にいた頃はせいぜい50センチしか飛べなかったが、スキルとステータスのおかげで3メートルは跳躍できる。そのまま脳天の小さく光る石に一撃を叩き込んだ。
「粉砕!」
金棒がゴーレムの額に直撃し、コアとなる石を粉砕した。ゴーレムはそのまま崩れ落ち、動きを止めた。
「やったぞ!」
「→スキルポイント50を手に入れました。」
「こいつもモンスターの扱いなのか…」




