第四話
第三次世界大戦、ならび、本作戦において
中東でプロトhumanたちが戦っていた。
状況は激化の一途をたどる。
それでも、一人だけ、まだ戦っている男がいた。
「おい、まだだろ」
「お前も逃げろ」
アジア人である。
襲来するドローンにも後れを取らない射撃性能である。
プロトヒューマン。
人間の原型である。
しかし、アジア人の彼は違う。
「もうすぐ核が来るぞ」
自衛隊に連絡をする。
なに、精算式が間違っていた。
名を、Yuuri。
誰かが動いたとみて、歯ぎしりをした。
それが一か月前のこと。
南アフリカにて。
自衛隊が、一掃された。
若くして散った。
森タスクは感覚的に理解した。
そのあとのことはわからない。
彼もまた自衛隊に志願した人生だった。
台湾領土にて。
王【ワン】がこういった。
「私が汚れ役を」
「もういいだろ、島に帰ろう」
目が覚めた。
この人がそばにいればいいって。
そのあと肩を叩いてもらった。
「元気出せよ」
たったその言葉だけである。
見事に英霊処理をしたあとの男である。
しかし何もしていない。
だが、終わった関係でもある。
彼には、何もかもなくなった。
私が用意しなきゃいけない。
わかってる。
両方がジェンダーだって。
「岸岩総理、会見を」
「いま我々は、世界の狂気の前に立っています。それでいて、かつての席家が名乗りを上げた。つまりは、ユダヤの失われし十二支徒の一人です」
誰もその士族が根の一族だとはわからない。
「するとですね、この会見は後のテレビで放送してください、世界の均衡は崩れ去ると思われます」
「わかりました、あとは、FNSで放送します」
「よろしくお願いいたします」
盛 奨が目覚めた。
神のお告げが届いた。
小説に書けと。




