第三話 終わり
民宿まで、それなりに距離があったために、十月の真夏か、秋なのかわからない気温差に頭を悩ませながら歩ていく。
どうせならタクシーを使うべきだったか。
まあしょうがないか。
歩くこと自体は、そこまで嫌いではなかった。
なんどか道路の角を曲がり、そしてトンネルを徒歩で通ろうとしたが、一つの白い軽トラが俺の目の前にとまった。
そして突然と窓が開いて、「坊主どこまでだい?」と色黒のおっさんが、俺に話しかけたのだった。
俺は、近くの民宿までですと答えて、「ああ、海釣りの家かな」と言われて、俺はそうですと答えた。
それから、となりにのぜてもらって、トンネルを抜けた。
太陽光発電の装置がある、川沿いのような海を横にして通っていった。
途中、俺が怪しく思えたのか、それとも、日本人か朝鮮人の区別がつかなかったのか、警戒をしていたのだけれど、俺の綺麗な日本語に、どうやら俺が日本人であると安心して、会話を始めたのだった。
「お兄さん、こんな偏狭な田舎に何をしにきたんだい?」
煙草をくわえながら、おじさんはそう聞いていた。
「すこしばかりバカンスをと思いまして」
実際のところは、まあ言えやしない。
「ほう、そうかい。その肌の色を見るに、あんたさんも島育ちの人間かと思ったが、そうでもないらいしいな」
どうやら俺の肌の色はそれなりに焼けているものだったらしい。
まあ住んでいるところがこのような島であったからそう言われてみればそうなのかもしれない。
「この間、一つ大きな山が当たりまして、それが終わったので、次の山のために、精気を養っているといったかんじですかね」
山というのはもちろんランク祭のことだった。
「わるいことじゃないよね?」
あーやだやだとおじさんは話を聞いてもいないのに、冗談っぽくもそう言ってきたのだった。
ここの島の住人は、どうやらおせっかいさんが多いのかもしれない。だけれど、やはりどこか警戒しているところを見る限りは、朝鮮人に対してなにか思うことがあるのかも。
「俺ってそんな怪しい人物には見えますかね?」
「だって悪人ズラじゃん」
即答してきた。どうやら正直でもあるようだ。
「あはは、大丈夫ですよ。こう見えて俺は善人なんです」
俺は自分で何を根拠に言っているのかわからない。
「自分を善人って言うなんて、なんともまあ変わった人間なこった」
と、一つ薄ら笑いながら、おっさんは、こう続ける。
「人間なんざ、知らず知らずのうちに、人を傷つけているもんだ。もちろん他人を傷つけない人間もいるがな」
一つ交差点を曲がる。
「だがな、他人を傷つけない人間がいたとしても、しかしながら自分を傷つけるもんなんだよ」
曲がる。
「自分を傷つけて、他人を傷つけないなんてのは、矛盾してるようなもんなんだよ。他人がいて、はいじめて自分というものを自覚するからな」
と、フィルターの近くあたりまで吸いきっていた煙草を、窓から捨てた。
「だからな、この世には善人なんてのは一人残らずとしていないもんだ」
沈黙があった。
「まあいるとしたら、このショボくれじいさんからしたらな、“都合が良い”人間ってこった」
まるで自分に言い聞かせているようなそんな、物の言い方に、俺は、彼の人生に何があったのだろうかとそんなことを考えていた。
「ほらよ、お前さんが探していた民宿だ」
と、急に軽トラは、民宿の道の目の前まで進んでいた。
「ありがとうございます。すごい助かりました」
「いいんだよ、それとあまりアイツらとは仲良くするんじゃないぞ」
と、首をクイっと動かして、道行く通行人をさしていた。
その通行人は、日本人ではないような、そんな雰囲気があった。
「なにしでかすか、わかんねえからな」
と、今度は眼光を飛ばしている。
「あはは、気を付けますね」
わざわざ忠告をするということは、つまりはそういうことなのかもしれない。
軽トラから降りて、おじさんは窓から手を振っていた。
俺はぺこりとお辞儀をして、民宿がある民家の道の奥手へと進んでいった。
山に向かって民宿はあったのだった。
民宿の裏には森が広がっており、白いコンクリートで固められた道で、砂利石が敷き詰められていた。
そして民宿の前を飾る看板には、海釣りの家と書かれていた。いかにも古風で、真夏の昼を感じさせるような雰囲気が漂っている。
その雰囲気のおかげか、しっかりと休めることができると、確信しながら、民宿の中へと入っていった。
てきとうに一泊分のお金を払って、俺は、民宿の中へと入っていった。
自分の部屋の番号(番号といっても六部屋しかないために、番号なんて意味はあまりないのかもしれない)を確かめて、中へと入っていく。
特にすることもなくなったために、俺は、携帯を開いた。画面が表示されると、マイに今の状況を伝えるか否か考える。
送ってみるかとなって、窓から見える海を撮影して、画像ファイル付けで本文とともに送った。
〉下宿先から見える海だよ。
めっちゃきれい
と、送って、そのまま用意されていたベットに倒れこんだ。
マイは今、学校に行って、授業を受けているのだろう。マイは、いままで引きこもっていたような状態から、学校に通えるまでになった。
彼女は俺のおかげだというのだけれど、俺にとっては、彼女が自分で成し遂げたことなのだから、別に俺のおかげではないと言っている。
別に自分に対して卑屈になっているわけではない。
彼女が自分で前に進んだんだ、だからこそ、それは彼女の成果だと、俺はそう思っているだけだ。
そんなことを考えていると、彼女からメールが届いた。授業中だと思ったんだけれど、どうやら彼女は、普通に送ってきた。
〉いいなー こんど一緒に海でも行きたい
待っているから、急いで帰ってきてね
次は移動科目だから、またね(ニコマーク)
その返信を見て、俺は口元が緩んだ。
ああ、一緒に海に行きたい……
マイは、文化祭に向けて、バンド仲間を集め、練習をしていると聞いたことがある。
俺もやってみないと、誘われたけれど、俺は絶望的なリズム感覚なので、どうにも音楽というものに俺は嫌われているのかもしれないというくらいにへたくそなのだ。
だから、バンド仲間は四人いて、二人がマイの同級生と、そのほかの一人がマイの後輩である。
その後輩は、マイは吹奏楽部をすこしだけやっていたので、そのときに、一緒になった後輩と仲が良かったらしい。それで今に至るということだった。
同級生の一人は、初心者であると言っている。
バンドリマンダというアニメかゲームに影響されて、バンドを始めたいと言っていたことを、マイが俺に話した。
そして、もう一人が、よく一人でいるような子だったらしく、その子は両親がそれなりに有名な、ピアニストということで、マイが無理やりに引っ張ってきたと言っていた。いわゆるツンデレな性格だったらしく、とてもいい子らしい。
マイは今、とても生き生きとしている。
トリックスターズに連れ去られた時の彼女ではなく、太陽のように、きらきらとした笑顔で毎日を過ごしている。
そんな彼女を見るのが、本当に幸せだと、元気をもらえると俺はそう思っているのだ。
いつまでも輝いてほしいと、俺の太陽な女性であってほしい。
いつまでも、月と地球のようにそばにいられたらなと、かんがえてしまう。
何をポエムなことを思いついたんだろうと、口元が緩んだ。
だけれど、たしかに俺は、彼女と一生寄り添って生きていきたいと胸に刻み込むようにして、この思いを抱いているのだった。
1.
それからして出されていた夕食を食べて、テレビを見た。
頭がぼーっとしてくるので、そろそろ寝て、明日の夕方までには目的地につかなければならない。
しかし、急遽俺が出動されたからと言って、なんでこうまでに、お知らせのようなものがないのだろうか。
ここに来る仲間というのは誰なんだろうか。
いろいろ疑問と眠気が浮かんできたので、天井を見ている。
すると、本部用の携帯端末から着信が来た。
慌てて俺は、ベットから転がり落ちるようにして、携帯端末を取りに、机へと歩いていく。
「はい、こちらランクF、ST-002」
「ちょっとタスク兄さん、いまどこにいるんです?」
ユウの声だった。
「え!? ユウの声!!は? 俺はいま夢でも見てるのか?」
「夢じゃないです!! 早く教えてください!!」
とにかく大声で、耳元から聞こえる音は、風がびゅーびゅー鳴り響いているかんじだ。
うるさいなーと思いながら、ユウがどこにいるのか聞いてみた。
「いいからあなたの居場所を教えてください!!」
「もうわかった! わかったから」
えーとたしかと、俺は口走りながら、民宿の名前を忘れていたために、机の上に置かれているパンフレットのようなものを開いた。
「海釣りの家、6号室」
「らじゃー!!」
びちっと今日制定に海鮮が切られたような切断をされた。
俺はなんなのかわからないので、とりあえずベットで眠ろうと転がっていく。
ああ、旅ってのはいいものだな。
するといきなり――
耳元でダイナマイトが爆発したような音とともに、天井が降ってきた!!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおと一人の少女の声も一緒に聞こえてきたのだ。
なすすべも無くして、というよりか眠気が買ってしまったために、回避することができないでいたのだ。
俺の目の前に、機関の人間特有の戦闘服を着ている人間が、馬乗りの状態で乗っていた。
はっ!! となり、その腰の柔らかそうな形で女の子だと予想して、そして馬乗りになっている女の子は、ヘルメットを取った。
ショートよりも長いくらいの髪の毛を頭を揺らしながら、手でかきあげていた。
そしてこう一言。
「おひさしぶりですタスク兄さん」
バカンスと民宿をぶち壊してきたのはユウだった。
っていうか、股間がつぶれて、股間の痛みと再生した影響で気絶したのがそのあとの記憶である。
「どうしたんですかいったい」
俺が聞きたい。
ふざけている。
俺が聞きたい。
「もうそんな顔しないでくださいって」
「おう」
沈黙が走った。
もういいや、帰ろう。
軽い旅行気分で来たのが間違いだった。
むりげーにもほどがあろう。
「やどのごはんおいしいですねー、マイさんにも食べさせたかった!」
マイ…… すまない。
「いいかしら」
お角がそう聞いてきた。
「こんばんは?」
「こんばんは」
「こんばんわ!」
ということらしい。
意味は分かっている。
ポメラがほしい。
テレビでは時代劇がやっている。
完全に、人間が到達できるものではないと科学者から言われて。
無双オロチだからやめろと。
そうしてなあなあで一晩すぎた。
まあそういうことになった。
しかたなかった。
「妊娠したら最悪だ」
俺はトイレの中で絶望する。
俺の子…… 俺の子……
わらえない。
ついに、北からの協力を経て、ソウル地区へと飛ぶことになった。
敵は未知数である。
もしかしたら……
サブのマシンガン……
30ほどで着いた。
すると、こんな協力者が現れた。
街は退廃しているのに、それはかなり裕福そうなビキニを着ている女性である。
「ヒューマニズムシンギュラシーがごく一般の生徒達にも浸透されている。
誰もかれもが、右耳裏の後頭部あたりにプラグがある。これから、カリキュラムの一限目の教習にエクステリア搭乗のさいのイベントにて説明。
頭の裏にプラグをはめる、マトリックス。
エクステリアをすでに使えている。
能力周波数増加装置〈Eブーストによってエクステリア上で能力が使える。新体系強化能力者は既存の身体を更新して機械の体でも、強化することができる〉
超筋力系統の能力者は、生身の体を動かしたほうが早いので、エクステリアは使わない。
よってエクステリア操縦をするのに適した能力者は、強化念仏系系統の能力者である。
エクステリアは人間の体とうまくマッチングされるように、できるだけ人間の体に近いつくりとなっている」
「わかった」
だから余計な武装はいらないんだなとマイとわちゃった。
猿:エレクトス・アンテッサー
「エレクトスです。よろしゅう」
うーむばからしい。
これは……
勝てるのか。
「私は十二星坐」
なるほど、なるほど。
奴が実験を始めた。
「そうかそうか」
「エレクトス」
「よろしゅう」
彼女は立派である。
三年前、隕石で発見された、DNAをそのまま利用している。
カーンl。
「st-00シリーズでありますわ」
すべて俺の顔であった。
まったくと動じている。
「不死身とはいきませんが、だいじょうぶなくらいの肉体をしています」
「だれがきめたんだよこんなこと」
「上層部です」
そしてゆっくりと歩いて行った。
その先にあるのは、あるたいるの録画データであった。
st-00シリーズと同じ顔をしていた。
「戦略個数として何体だ?」
「5千を大幅に超えます」
「もう、まったくもってフツメンだ」
マイもなっとくはしなくとも、人間の極致にわけのわからない顔をしている。
スペルド、ユナイテッツの亡者
FFalse アデッショナル
私は見た。それは確かに二人だった。もう一人は、佐部タスク、もう一人は水流タスク。二人とも不死身である。
終わりを見たのが佐部タスクのほうである。しかし、世界は共存していた。それがファルスありぢぃしょなる。
「「世界よ我に」」
ある日、俺は。、マイとゲームをしていた。あまりに上手すぎて投げ技ばかりになっていった。そしてゲームを変えた。
吸い込むゲームである。そして敵が仲間になるゲームである。
「マイ……そろそろ任務にね」
「タスクさ、そうやって逃げるんでしょ?」
『F・Qとアディショナル』
相座が考える。まるで粒子コンピューターの世界のようだ。二つ見てみますか。
彼は再び、佐部タスクではなく、相座としての人格が芽生えた。
世界説明
しかし、彼は思う。たかが世界、されど世界。まるで見た来たかのようだが、実際に見て、そいSて世界を観測した。記録した。
それが鹿児島特区、徳之島特区を作り出して、そして沖縄特区を作り出していたというわけでもある。
熊本特区、福岡特区までを、ヨーロッパ連合が買い占めた。
タスクは最初から二人いたというわけでもある。あくまで二つできた世界の保管のためである。
実はというと、世界は、とある漫画の聖書にょれば四つということにもなる。
それがクォーツゥーアー、F・Qの問題となる。そしてパラレルゲーター、森タスク小説家のスペックを伝える。
佐部タスクと世界が終ったあとであっている。身長は彼と変わらない。現在フトリゾル・フリューゲル。
またの名をりべれーたーという人物である。
りべれーたーがこういった。まるで人類の境目だとすれば、aiによる襲撃、激情かのように「盛奨君、結婚を前提に付き合ってください」
彼は男であると。ちなみに彼女はかわいい女性であった。
ちなみにたまに思っています。
「これからみていてほしい資料です」
FORESTスタークの誕生について
モリ=FOREST
タスク=スタク=? 以上
沖縄開戦の時を思いだす。撃破はしていない。
中華の兵士を読んでいた日本人。こちらはイングランド、アメリカの連合国なりて、沖縄打ち取ったり。
そして我が家へ帰還。
その後、このホテルに着く、あとでわかる。日本の存亡の危機であったと。プーの言うとおりである。
「マイ。好きだよ。君がどうであろうとも」
希望財閥の娘であってもだ。
『コードF・S』
パタパタと音が鳴る。上空から機動部隊が降りてきた。
「希望マイかこっちへ来い」
俺の顔の細胞は残されていない。
N’ESPだからだ。盛 奨から発生した人間だ。
意味が分からない。
こんなことが現実のメモ。
妙にリアル感がある。
一億人にどうせつめいするのか。
わからなかった。




