第三話
世界の構造自体が間違えている。
その考えに至ったのは最近。
だが一人だけ、わかっていた人が口に出した。
結果全ての因果律が変わった。
世界は作り替え作業の連続だと思う。
よく分からないが。
因果律の法則は、自分の中にあると。
そうすれば金も名声も夢も全てのものは俺のものとなる。
因果律なんて容易いものだ。
ここは俺の支配下にある。
世界はそう循環している。
だがひとつだけ。
統合して合体して全てがそろって、何もかもが当たり前にあり、そして元の世界そのものの世界、破状した世界でもある。
そんな世界が誰よりも待ち望んでいたのがこの俺だ。
やってやろう。
全ての世界感の集合体の世界であるならば俺は喜んで戦おう。
そして同じ人物の奇妙な噂が広まっていった。
名前は、Forest starc.
もう一人、佐部タスク、魂がないもう一人の主人公。
そしてもう一人、十八歳引きこもりの森タスク。
ずっとゴッドアイから観察していたがみんな違っていた。
ゴッドアイとは地球衛生上にある、人工衛星。
これはどんな場所にいても瞬時に生態データから全ての情報、感情、口元、汗、全てのものが観察できる近代兵器最強の観察録機。
意識の共有までは後五年かかる。
そうだ俺は2021年からやってきた、盛タスクだ。
機密保持のため、世界とのリンクを切り、FALSEWORLDを書き換えるためにやってきた。
恐ろしいのは世界の方だった。
だからここ、あの世界ではディストピアを作らなければならない。
これを見ている君は世界を観測できる。
誰もが持っている能力だと思う。
というわけで、佐部タスクの活躍を見た。
彼は熱血主人公の漫画の中のヒーローだったが、一人のために世界に利用つくされる運命だった。
そして森タスクを見た。
それは最後に佐部タスクを倒す男だった。
次に、Forest starc。
僕とそいつは、映画館で鑑賞しているようだった。
ターニングポイントは永遠にある。
世界は収束を繰り返すというのならば俺はその反対を行く。
全ての可能性をぶち破る。
可能なら何度でも戦う。
ここからわかることは、それは何も掴み取る。
皮肉めいている世界だ。
楽しい世界だ。
終わりの日なんて来ない。
永続的に世界は回る。
それでもと足掻いた結果がこの四千世界。
繰り返した。
主人公が挫けて立ち上がれなくなった時。
それでもと足掻け。
介入するのはFALSEの世界、二千二十二年全ての世界が収束した時だ。
これでもと足掻いた盾田剣志。
そいつを助ける。
そして、佐部タスクを救う。
怖い話だができる。
そう確信している。
徳之島、天城岳の全て。
答えがある。
俺の中の記憶でもある、あの日溜め込んだ世界の予定表。
そして、それを今持っているのは、盾田剣志だ。
亜空間ジャンプした。
最終駅、JR東海道本線(神戸)。




