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Doom! 二丁拳銃使いのFランカー  作者: 土佐牛乳
第一章 リライト

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終わり

エピソード一覧へ

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終局


「エマはどこなんだ?」

「どこかで君を待っているさ」

 全体をつかって息をしている。

 彼もまた、体力が残っていないようだった。

「天野路、これからどうする?」

「しらないさ、君に負けたんだから、君に刃向かわないように生きていくよ」

 彼がこれからどうするのか僕にはわからなかった。

「また会えたら、僕たち話せるかな」

「無理だよ、君はスタフェリアを奪ったんだから」

 目は遠くを見ているようだった。

「わかった、僕はいくよ」

「ああ」


 それ以上にお互いに言葉はなかった。

 一人の女の子が彼に向かって歩んでいるのがわかる。歳は五歳くらいだろうか。

「ボス、ここらへんから反応あるんだけど」

 言い終わった直後、僕に気づいたのか、じろじろと見て、すぐに走り去った。

 彼は、孤独じゃなかった。



 それから、一人アリスの線香を立てにいった。

「いろいろあったよ」

 花を変えて、お墓の周りを綺麗にした。

「まあ、僕は大丈夫だから」

 声は届かない。

「じゃあ、待っている人がいるから」

 後ろから風がふいた。

 僕を応援していると感じ取った。


 両親の墓に、エマと向かったのだった。

「おやじ、かあさん、久しぶり」

 結局僕は、この石を見たくなかったのかもしれない。

 だからこの国からも逃げていたんだ。

「ここに眠っているんだな」

「うん、二人がね」

 綺麗にして、それでエマに手を合わせることを教えた。

「行こうか、エマ」

「しんきくせー顔してんじゃねえよ、ひさしぶりにあったんだろう」

 エマにそう攻められた。

「うん」

 エマに涙を見せないように、そっぽを向いた。

「しばらく俺は、車に戻ってるよ」

「ありがとう」



「マイ、全てが終わったよ」

 死んだ都市の最上階のビルで男がつぶやいた。

「終わったんだね」人が一人入るようなカプセルから起き上がり、椅子のようにして座る。「あのタスクはどうなるの?」

「管理者になると言っていた」

「わたし。たまに、会いにいってもいい?」

 マイは聞いていた。

「ああ、君の好きなようにすればいいさ」

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