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終わり

「理事長になったな」

 足を組みなおす。

 目の前には白髪の人間がいたのだった。

 妙に知っているような気がしている。

「誰ですか」

「責任者」

 笑みがこぼれる。

 こんな人どうしてこうなったんだ。

「この世界どうなるんですか」

「まだ普通」

 ラーメンの席についていた。


 母親に塩ラーメンを頼む。

「やっと、この席に着いた後みたいだね」

 笑みがこぼれる。

 自分が誰かも知っている。

 そう唯一佐部佑を見ていた人間だ。

 そう、先祖であった。

「生きてるだなんて言えないでしょ」

「賢いセリフを吐くんですね」

「ちょっとトイレ」

「彼にメールはやめてくださいよ」

 大母親は言う。


 少し未来。

 佐部佑は眠っていた。

 どうしようか今日はどうしようか考える。


「お仕事」


 メールが来た。

 待てよ……


「君が理事長になってもらうという本文は見ただろう。その通りこのメタな話はやめ」


 ばれたああああああああああああ。


 お仕事に行ってきます。


「理事長、佐部佑」

「お疲れ」


 通信は終わった。

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