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一筋の光

「戦いはもうやめろおおおおおお」

 佐部佑は、誰もいない戦場でつぶやく。

 もし、改札が通り過ぎていたのなら……

 車が見える。

「タスクッ、救いに来たぞおおおおお」

 剣美咲がつぶやく。


 光った。

 星から何かが来たとわかった。


「タスクッ!」


 時が止まったようになった。


「あなたは、選べる権利がある」

 だ、誰だこいつ。

 俺は、黙っていた。

「ガーネット」

 短く、その女性はつぶやく。

 手には地球と、銀河があった。

「一つ言いたいことがある」

 まさか……

 ということは……

「あなたは天の者」

「地球だ!!地球でいい!!」

「その通りにしますね」

 笑顔だった。


「タスクッ!どこだッ!」

「ここ」

 地球はしっかり存在していた。

 つまりは、選ばれたのだ。

「俺は地球の使者だよ」

「何の話だッ!」

「あ、はいはい」

 近所にいた。

 昼寝だ。

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