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始まり6

また、アイデアが簡単に湧いてそんなに時間をかけなくても書けるので、今回から週二回投稿にします。

それから卯月は人の居なさそうな所で変身を解き、できるだけ人が来ないようなルートを通り、家へ帰って一休みしてからご飯を食べることにした。


僕も僕で色々ありすぎて、大変だったからなぁ。


ふと時間を見ると、朝の九時に家を出たのに、なんやかんやで、もう一時半になってしまった。


「にいさんとのショッピングが…」


帰って来て、卯月はソファーに倒れるようにして、不満を溢す。


「卯月、それだったらまた今度違う所に二人でショッピングに行こう。」


僕は疲れて倒れている卯月の頭を撫でながら優しく言った。













昼食を適当な物をコンビニで買って食べた後、僕は自分の部屋に入り、アインと話すことにした。


「それでさ、アイン。君はどこで、誰に作られたの?」


まず、一つ目の謎。

アインどこで誰に作られたのか。


手のひらサイズまでの小型化に、未知の技術てんこ盛りのこの懐中時計。


売る気は無いけど、これを売ればおそらく何億円にもなるだろう。


売る気はさらさら無いけど。


『場所は、機密事項なので言えません。

ですが、製作に関しては複数人の人達が集まって作っていましたが、本名は使わないで、お互いの事をあだ名を使って呼んでいました。』


こうなることを見越して、あだ名で呼んでたのか、それとも何か他の理由があるのか…


「…じゃあ二つ目の質問。

ピストルの弾はどうなっているの?」


この問題が結構謎だ。


よくドラマとかであるような拳銃だと、“パァン„とかそんな感じの音がすると思うのに、そんな音はしなくて、代わりに聞いたことも無いような音が鳴っていた。


『“対魔法生物用ピストル„は空気中にある魔力を集めて高濃度魔力を発射する物で、ナイフなどのように特殊コーティングをした弾一発ずつ造るのは効率が良くありません。

なので先ほど説明したように、代わりに魔力を集める機械を新しく創る方が沢山撃ったりする時には、時間がかからなくてなおかつ、リロードをしなくて済みますからね。』


要するに、弾を創るのは時間も効率も悪いから、代わりに空気中にある魔力を集めて発射した方が良いらしい。


「そうすると、ダガーとかの刃を魔力に変えられるんじゃないの?」


だって魔力を集めて発射できるような物を創る技術があるんだったら、それの応用で長時間発射させ続けることだって可能なはずだ。


『なるほど!そうすればただコーティングするだけではできないような切れ味を出すことができます!』


アインは唐突に、先ほどまでの感情が乗ってない声から、熱意に溢れたような興奮した声になった。


「うわっ!耳元で大声出さないでよ……」


『も、申し訳ございません。』


どうやらアインは、技術とかの事になると熱くなるらしい。






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