【揺花草子。】＜その1515：ドキュメント3.14 #8＞
【揺花草子。】＜その1515：ドキュメント3.14 #8＞
ガチャッ
Ｂさん「お疲れ様でーす。」
Ａさん「戻りましたー。」
中の人「おぉっ！ 戻って来た！」
Ｃさん「思ったより遅かったわね？」
Ａさん「え、そうですか？」
Ｃさん「30分ぐらいで帰って来ると思ったけど。」
Ａさん「どんだけ早いんですか！！」
中の人「手持無沙汰感たっぷりですぐに『じゃあもう帰ろうか』ってなるんじゃないかって
話をしてたんだよ。」
Ｂさん「そ・そんなことは////」
Ｃさん「あるいは一足飛びに朝帰りになるかと。」
Ａさん「どんなハイジャンプですか！！////」
中の人「それはそれとして、目的は達したと言うことでいいのかな？」
Ｂさん「ま・まぁ・・・////」
Ｃさん「本懐を遂げたってことでいいのかしら？」
Ａさん「ちょっ！！ なんでそう言う言い方なんです！？
なんか別な意味に聞こえますけどそれ！！？」
Ｃさん「いやねえ。別に他意なんてないわよ。」
Ｂさん「ま・まぁ・・・とりあえずはホワイトデーのお返しはもらったけど・・・////」
Ｃさん「ねえねえ、なにあげたのっ！？」
Ａさん「うわ顔がうるさい！！ それ訊きます！！？////」
中の人「と言うかそもそもクリスマスの時の約束を果たしたわけだろ？
ホワイトデーのお返しはそれはそれで別なんじゃないのか？」
Ａさん「あぁ・・・」
Ｂさん「・・・実はぼくもおんなじこと言いました・・・////」
Ｃさん「つまりクリスマスプレゼントと、ホワイトデーのお返しと、
2つ買ってもらったと言うことかしら？」
Ｂさん「いやさすがにぼくもそこまで強欲じゃないよ・・・。
そこは今年のクリスマスに持ち越しってことで手打ちにしたよ。」
Ａさん「（・・・持ち越すんだ・・・）」
Ｃさん「それでそれで？ 結局なにを貰ったの？
とびきりやらしいパンツ？」
Ａさん「なんでですかっ！////
そんなの要求されてもぶっちゃけ困りますよ！！
お金渡すから自分で買って来てくれって言っちゃいますよ！！」
Ｃさん「そう？ なーんだ。
自分が買ってあげた下着をブリジットが着けてる姿を妄想して滾る
阿部さんの画が浮かんだんだけど。」
Ａさん「とんだ変態じゃないですか！！！」
Ｂさん「いや・・・でも、まぁ、身に着けるものではある、かな・・・」
中の人「お、そうなんだ？
オシャレワンピとか？」
Ａさん「い、いえ、そう言うんではないです。」
Ｃさん「じゃあ春用のコートとか？」
Ｂさん「ううん・・・違う。」
Ｃさん「え〜・・・？ じゃあなにかしら・・・」
Ｂさん「あ・あの・・・
パジャマです////」
Ａさん「////」
Ｃさん「パジャマ・・・？」
中の人「パジャマだと・・・？」
Ｃさん「それはそれでエロいわね。」
中の人「ですね。」
Ａさん「なんでーーー！！？？？」
どうしてもそう言う方向に持って行きたがる。
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