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【揺花草子。】(日刊版:2016年)  作者: 篠木雪平
2016年1月
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【揺花草子。】<その1442:複数年。>

 【揺花草子。】<その1442:複数年。>


 Bさん「来年の話をすると鬼が笑うって言うじゃないですか。」

 Aさん「えっ・・・うん・・・。言いますけど・・・。

     なんかそれ定期的にきみ話題に出すね?」

 Cさん「ブリジットは鬼の子だからね。」

 Aさん「そうなんです!!??? なんですその新しい設定!!?」

 Bさん「力人伝説ね。」

 Aさん「鬼を継ぐ者!!? すごいところからネタ引っ張ってきたな!!!」

 Bさん「とにかく、来年の話をすると鬼が笑うって言うけど、

     正直12月も後半に入ったタイミングならもう来年の話をしても

     笑われる筋合いはないんじゃないかと思うのね。」

 Aさん「うーん・・・まぁそれはそうかもだけど・・・。」

 Bさん「では、11月ならどう?

     11月に、来年のお正月とか節分の話をする。」

 Aさん「うーん・・・それはもう2ヶ月後とかの話だしね・・・。

     鬼たちがいくら了見が狭いとは言え、2ヶ月ぐらいならまあ

     許してくれそうな気がするね・・・。」

 Cさん「じゃあ10月ならどうかしら?」

 Aさん「んーーー・・・ギリじゃないですか?

     1クール手前ですしね・・・。」

 Bさん「でも最近は冬クールの番宣TVスポットを秋クール早々とか

     夏クール終わるか終わらないかぐらいから始める作品もあるよ?」

 Aさん「なにそう言う例のチョイスの仕方!?

     それはビジネス的な理由だろ!?」

 Cさん「そう言う確固たる理由があるなら鬼たちに多少笑われても

     きちんと論破するだけの根拠になり得るんじゃないって話よ。」

 Aさん「はぁ・・・まあ、それは、そうですけど。」

 Bさん「そう言う風に考えると、鬼たちに笑われることなど

     何するものぞって思えるよね。

     好きなだけ笑っておくがいいさ、笑っていられるのは今のうちだぞって。」

 Aさん「なんでそんな反骨精神に溢れてるわけ? 鬼に恨みでもあるの?」


 Bさん「と言うことで今日は2017年のクリスマスパーティーの

     計画を練ろうと思うよ。」

 Aさん「ほぼ2年後だけどね!?

     鬼じゃなくてもさすがに苦笑いだよ!!」


 まず予算取りから・・・


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2016/01/08.html


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