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【揺花草子。】(日刊版:2016年)  作者: 篠木雪平
2015年3月
65/366

【揺花草子。】<その1499:人体には影響はないと言う話。>

 【揺花草子。】<その1499:人体には影響はないと言う話。>


 Bさん「また電力の話なんだけどね。」

 Aさん「はぁ。」

 Bさん「昨日は電力自由化の話をしたけど、もう少し未来には、

     送電線を使わないいわゆる『無線送電』が実現されると目されています。」

 Aさん「ふむふむ。聞いたことある。」

 Cさん「これ自体はそんなに夢物語でもないみたいよ。

     去年はいくつかの組織が10KWレベルの電力を電波に変換することで

     数10〜数100メートル先まで送電する実験に成功しているんですって。」

 Aさん「10KWってすごくないですか。

     電源ボックスが500Wのパソコンを20台動かせる計算ですよね。」

 Bさん「そうだよね。結構なパワーだと思うんだよね。」

 Cさん「家庭用の照明とかが60Wとかだから、

     電球166個分の電力よ。」

 Aさん「それはちょっと眩しすぎですよ!」

 Bさん「そんぐらいの電力を無線で流せるってことなんだけど、

     その送信の方法は、電力をマイクロ波に変換して送出して、

     受信側でまた電力に戻してやるってやり方なんだそうです。」

 Aさん「マイクロ波・・・。」

 Cさん「我々の日々の生活でもマイクロ波はとても身近なんだけど、

     阿部さんは知ってるかしら?」

 Aさん「もちろんです。電子レンジですよね。

     電子レンジでモノが温まるのは物質の中の水分子を

     マイクロ波で振動させるからで・・・」

 Bさん「そうそう、その通り。

     その電子レンジと同じマイクロ波を利用して、

     無線送電を実現しようとしていると言うことのようなんだよ。」

 Aさん「ふむふむ。」

 Bさん「と言うことは、ですよ。」

 Aさん「え?」


 Bさん「送電経路に生卵を置いといたら

     爆発しちゃうね。」

 Aさん「そう言うことなの!!?」


 たぶんそう言うことではない。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2016/03/05.html


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