【揺花草子。】<その1497:みがる。>
【揺花草子。】<その1497:みがる。>
Bさん「今日はひなフェスですね。」
Aさん「ひなフェス!!!!!
なにその斬新な表現!!!!!」
Bさん「1年でいちばん、女の子が輝く日だよね。」
Aさん「えっそうなの? そう言う位置づけでいいの?
もう少し他にもあるんじゃないの?」
Cさん「まあ日陰者の身である阿部さんから見れば
女の子は四六時中輝いて見えるのかも知れないけど。
それはもう、眩しさのあまり直視も出来ないし近付くことも出来ないほどに。」
Aさん「なんですかその言いよう!!
そんなことは決して・・・!」
Bさん「じゃあ阿部さんはそこらへんを歩いてる女児にさらっと話しかけたりとかできる?
『○○病院に行きたいんだけど案内してくれるかな?』とか聞ける?」
Aさん「それダメなやつじゃん!!!!!
明らかに事案になるやつじゃん!!!!!」
Cさん「そんなわけで、阿部さんが想像している以上に
阿部さんたちオッサンと言う層と女子と言う層の間には
圧倒的な断絶があるってことよ。」
Aさん「いや・・・そう言われちゃうともう返す言葉がないんですけど・・・。
なんだか悲しい時代だな・・・。」
Bさん「そんなわけで今日はひなフェスの日、女の子のお祭りです。」
Aさん「は・はぁ。」
Bさん「奇跡的なね。」
Aさん「奇跡・・・ですか?」
Bさん「ミラクルガールスフェスティバルね。」
Aさん「音ゲーかよ。」
ある意味まつらいさんの遺作。
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