【揺花草子。】<その1798:おなかがへる話。>
【揺花草子。】<その1798:おなかがへる話。>
Bさん「もうすぐお正月ですが。」
Aさん「もうすぐお正月ですねぇ。
なに昨日も言ってたけどそんなに待ち遠しいわけ?」
Bさん「えっ逆に言うと阿部さんは待ち遠しくないわけ?」
Aさん「いや・・・言ってもそんな特別と言うわけでは・・・。
イベント的に言えばクリスマスとかの方が重み強めじゃない?」
Cさん「いつもより少しカロリー高めの食事をするだけと言う位置づけのクリスマスを
そんなに重要視しているとは驚きだわ。
こんなに悲しい目に遭ってもまだクリスマスの幻想を信じているのね阿部さんは。」
Aさん「別にそこまですれっからしなわけじゃないと思うんですけど!?
と言うかなんだかやけに辛辣じゃないですか!?」
Bさん「そんなのはどうでもいいの。お正月ですよ。」
Aさん「あぁ・・・はい・・・。」
Bさん「あのね、お正月はね。獣のお肉を食べるのは禁忌なんですよ。」
Aさん「あぁ・・・そう言う風習あるね。
良く知ってるねそんなの・・・。」
Bさん「そう言えば今年のお正月には『獣肉おせち』なんてのが売られてたそうだったよね。
結構な違和感を覚えた覚えがあるんだけど。」
Aさん「違和感を覚えた覚えがあると言うなんだか微妙な表現ね・・・。
でもまあ、確かにそう言えばそんなのあったね。
今年もあるのかな?」
Cさん「もちろんお正月に獣肉を食べるのを避けるって言うのは
お正月と言うハレの期間に殺生を避けようと言う理由によるわけだけれども。」
Aさん「そうですね。」
Bさん「翻って、今日は12月29日。」
Aさん「はぁ。」
Bさん「肉の日ですね。」
Aさん「まあ・・・そうですね。」
Bさん「だから今日はまあ、肉食を推奨しても良いんじゃないかと思うよ。」
Aさん「それは・・・まぁ。」
Bさん「『胃に肉(1229)』の日だからね。」
Aさん「なんかグロいな語路合わせ!!!」
暴飲暴食に注意。
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