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【揺花草子。】(日刊版:2016年)  作者: 篠木雪平
2016年12月
348/366

【揺花草子。】<その1782:クラッシャー。>

 【揺花草子。】<その1782:クラッシャー。>


 Bさん「ショートコント『白雪姫』〜!」

 Aさん「おっ・・・ショートコントシリーズ? 久しぶりだね・・・。」

 Bさん「阿部さん覚えてくれてる?

     前にやったのは2015年6月だから、1年半くらい前だよ。」

 Aさん「もうそんなになるんだ・・・。」

 Bさん「その時は『シンデレラ』『眠れる森の美女』

     『ブレーメンの音楽隊』『赤ずきんちゃん』なんてのを題材に取り上げたよ。」

 Aさん「はぁ・・・。

     で、今回は『白雪姫』なんだ?」

 Bさん「そうそう。」

 Cさん「『主砲で弾幕張ります!』の人よね。」

 Aさん「それ違う白雪でしょ。

     特型駆逐艦の2番艦でしょ。」

 Bさん「と言うわけで、配役は、ぼくが魔法の鏡、阿部さんが王妃様ね。」

 Aさん「ぼくが王妃役なの!?」

 Cさん「と言うことは消去法で私が白雪姫ね。

     私にピッタリね。」

 Bさん「今回は白雪姫の出番はありません。」

 Cさん「酷い!!!」

 Aさん「(容赦ない)

     って言うかぼくが王妃役って・・・

     これは女性陣が担当すべきなんじゃないの?」

 Bさん「ぼくらみたいな心根が素直な人たちには

     ああ言う性悪な人の役はちょっと荷が重いからね。」

 Aさん「その言い方が既に充分に性悪なんですけどそれは・・・。」

 Bさん「ともかく、始めよう。

     王妃様のあの有名なセリフからね。」

 Aさん「お・おう、うん・・・。

     じゃあ・・・

     『鏡よ鏡よ鏡さん。

      世界でいちばん美しいのはだあれ?』」

 Bさん「『白雪姫です。』」

 Aさん「『なんですって!? 私じゃあないって言うの!?』」


 Bさん「『本当に美しい人は

      殊更に自分の美しさをひけらかしたり

      しないものですよ。

      王妃様は容姿の美しさはそこそこですが

      心の美しさは最低レベルですよ。』」

 Aさん「魔法の鏡正論過ぎて辛辣!!!!!」


 割りたくなってくる。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2016/12/13.html


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