【揺花草子。】<その1762:春夏秋冬朝昼晩。>
【揺花草子。】<その1762:春夏秋冬朝昼晩。>
Bさん「『乙女の祈り』あるじゃないですか。」
Aさん「『乙女の祈り』って・・・あのピアノ曲の?」
Cさん「そう言う競走馬もいたわよね。」
Aさん「そっち方面にも明るいんです?
カトリーヌさん底知れないですね・・・。」
Cさん「いや、今のは教養レベルの知識よ。そんな詳しいわけじゃないわ。」
Bさん「ま、ともかく阿部さんの言った通りピアノ曲として知られる『乙女の祈り』。」
Aさん「はぁ。」
Bさん「バダちゃんの持ち曲だね。」
Aさん「バダちゃんって言うなよ。
またすっごいポイントの狭い話をしているよ。」
Cさん「最近土曜日になるとギョーザーが食卓に上がりがちな一因よ。」
Aさん「バーキン家の食事事情は別にこの際どうでもいいです!」
Bさん「とにかく『乙女の祈り』。
ポーランド出身の女性作曲家・バダジェフスカによる、
現在残る彼女のほぼ唯一の楽曲です。」
Aさん「うーむ。」
Bさん「この『乙女の祈り』、
フランス語で言うと『La prière d'une vierge』と言います。」
Aさん「お・おぉ・・・思わぬ発音の良さ・・・」
Cさん「さっきの休憩中にバックヤードで練習してたわよ。」
Bさん「言わないで!!!////」
Aさん「さすが似非フランス人。」
Bさん「似非とか随分な言いようじゃないのさ!」
Cさん「阿部さんだって似非社会人のくせにね。」
Aさん「似非社会人と言う圧倒的な罵詈雑言!!」
Bさん「ともかく『La prière d'une vierge』。
カタカナで書けば『ラ・プリエール・デュン・ヴィエルジュ』となります。」
Aさん「うーん。舌噛みそう。」
Bさん「日本語で言えば『ぷりぷりパン』。」
Aさん「『乙女の祈り』って言ってるだろ。」
バラの品種の名前だとももかっぱちゃんのお兄ちゃんが言ってた。
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