【揺花草子。】<その1743:平常運転。>
【揺花草子。】<その1743:平常運転。>
Bさん「寝違えました。」
Aさん「おう・・・そうなんだ・・・。
今日のきみが常にシャフ度なのはその所為なんだね?」
Bさん「そうなの。
収まりのいい角度を探してたらちょうどこの首の位置が
いちばん痛みが少なくて・・・」
Aさん「はぁ・・・そうなんだ・・・。」
Bさん「なんかガハラさんみたいじゃない?
息を吐くように阿部さんを罵倒しようか?」
Aさん「それは別に普段からやってることだろ? シャフ度関係ないだろ?
ビジュアル的にはどっちかと言うと『ぱないの!』とか言い出しそうだよ。」
Cさん「金髪幼女だしね。」
Aさん「幼女とは言ってません!!!」
Bさん「だったら今日は差し入れにドーナツのひとつも買って来て欲しかったよ。」
Aさん「いやそんなの今言われても知らないよ。
事前に言っといてくれよ。」
Cさん「ごめんなさいね、私が取り持つべきだったわね。
寝起きで首が動かないブリジットの写真とか送っといてあげるべきだったわね。」
Bさん「ちょっ!!!////」
Aさん「なんですその意味不明な使命感!!???////
って・て言うか、寝相が良くないから寝違えたりするんじゃないの?」
Bさん「おっ。随分と言ってくれるじゃないの。
エジプトのファラオも斯くやと言われるほど寝相がいいぼくに対して。」
Aさん「それ永遠の眠りのやつじゃん!! 棺の中に収まってるやつじゃん!!
・・・ホントなんですかそれ?」
Bさん「ママンに訊かないでよ! 信用できないっての!?」
Cさん「それはつまりアレかしら?
ブリジットの部屋に深夜忍び込んで
すやすや寝息を立てているブリジットの寝姿を激写して
送ってくれと言うオファーとして受け取っていいのかしら?」
Bさん「ちょっと!!!////」
Aさん「いいいいイヤそう言う意味では決して!!!////」
Bさん「まあとにかくたかだか寝違えひとつで
阿部さんにこうもこき下ろされると言うのはぼく的にはちょっと
憤懣やるかたない思いでいっぱいです。」
Aさん「いや・・・別にそう言うつもりは・・・。」
Bさん「阿部さんなんて
人生レベルで寝違えてるって言うのにね。」
Aさん「人生レベルの寝違えと言う
想像を絶する罵詈雑言!!」
今日もいつも通り息を吐くように罵倒していくスタイル。
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