【揺花草子。】<その1463:プログレッシブの風合い。>
【揺花草子。】<その1463:プログレッシブの風合い。>
Bさん「『女三人寄ればカシミール』って言うじゃん。」
Aさん「なにそのネタ気に入ったの? 今日もその話なの?」
Cさん「阿部さんカシミールとは何かしら?」
Aさん「えっ・・・あれですよね、インドとパキスタンの国境付近の山岳地帯ですよね。」
Bさん「とすれば、『女三人寄ればカシミール』とはどんな意味?」
Aさん「えぇ〜・・・うーん・・・。
女性が3人集まればカシミール地方に旅行したい人がひとりぐらいいる、とか?」
Bさん「なるほど、それは面白い解釈だ。
でも残念ながらそうじゃありません。」
Cさん「そもそもこのカシミールがカシミール地方のことじゃないからね。」
Aさん「おっ・・・そ・そうなんですか?」
Bさん「他にカシミールってどんな意味があると思う?」
Aさん「えー・・・うーん・・・。
kashmirって筆名の漫画家さんがいるよね。」
Bさん「だね。独特の世界観のある作品を描くことで知られる作家さんだね。
となると?」
Aさん「『女性が3人集まれば kashmir 先生の単行本を持ってる人がひとりぐらいいる』?」
Cさん「残念、違います。
いや3人にひとりは持ってると言うところが違うって言うんじゃなくて、
kashmir 先生のことじゃないって意味で。」
Bさん「他に、だいぶ前から存在するPC用3D地図閲覧・作成ソフトとして
『カシミール3D』って言うのがあるよね。」
Aさん「じゃあ何か?
『女性が3人集まればカシミール3Dで山岳マップ作りが趣味な人がひとりぐらいいる』
って言う意味?」
Cさん「違うわね。山ガール率はそんなに高くないもの。」
Aさん「じゃあなんだって言うんですか・・・。」
Bさん「1975年2月にリリースされた Led Zeppelin の6枚目のアルバム『Physical Graffiti』。
そのB面3曲目に収録されている楽曲が『Kashmir』です。」
Aさん「・・・あぁ〜・・・。
そう言うところから・・・。」
Bさん「演奏時間8分30秒以上に及ぶ大作で、
エキゾチックなメロディラインや浮遊感のあるリズム、
独特な空気感を醸し出すアレンジが多くの人々を惹きつける
傑作と呼ばれています。」
Aさん「ふむふむ。」
Cさん「それを踏まえて、今回の命題である『女3人寄ればカシミール』とは。」
Aさん「は・はぁ。」
Bさん「『女性が3人集まればツェッペリンの『カシミール』の
あの印象的なギターリフやシンセのフレーズを弾ける人が
ひとりぐらいいる』
って意味だよ。」
Aさん「3人は厳しすぎない!!???」
30人・・・いや300人いればなんとか・・・。
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