【揺花草子。】<その1705:ソロ活動の厳しさ。>
【揺花草子。】<その1705:ソロ活動の厳しさ。>
Bさん「世の中は季節のイベント回しに全力だね。」
Aさん「えっなに?」
Bさん「あのね、おうちの近くのショッピングセンターでは
9月のアタマぐらいからもうハロウィン関連商品を取り扱ってるの。」
Aさん「9月のアタマから・・・?
それ早すぎない・・・?」
Bさん「だよね? ハロウィンなんて10月末だよ?
まだ2か月もあるのにって段階だもん。」
Cさん「今のタイミング、あと1か月ちょいって頃合からでも
ちょっと早すぎるんじゃないかって感じだものね。」
Aさん「うーん・・・そうかも。」
Bさん「巨神兵で例えたらドロドロに溶けて崩れちゃうレベルの早すぎ感だよね。」
Aさん「なんで巨神兵で例えるのかな?」
Bさん「まあでも、8月半ばにお盆が過ぎて、
それから10月末まで大きなイベントがないところを
無理っくり何とかしようって言うマーケティング上の意図があるのは
やむを得ないとは思うのです。」
Aさん「うーん。」
Bさん「去年なんかは『ハロウィンの市場規模はバレンタインのそれを超えた』
なんて言われてたけど、今年はどうだろうね?」
Aさん「どうだろうね。
2か月も前から動き出していることを考えれば、
今年も去年に負けず劣らずのインパクトを示すんじゃないかな?」
Cさん「世の中の流行り廃りと言うのもあるしね。
今は、まあこう言う言い方は少し違うのかも知れないけど、
空前のハロウィンブームなのかも知れないわ。」
Aさん「そうなのかも知れないですね。」
Bさん「そうやって消費者の需要喚起に躍起になるのは言いけれども、
言っても消費者のおサイフ事情は有限なわけでね。
次から次へと繰り出されるイベント全てを満額でフォローできるわけもない。
だからその分、既存の、まあ新鮮味を失いつつあるイベントは
市場での存在感を失いつつあると言うわけですね。」
Aさん「まあ、そう言う見方もできるかも知れない。」
Bさん「このままだと、数年後にはさ。」
Aさん「え?」
Bさん「阿部さんの望み通り
クリスマスとバレンタインが
消滅するかも知れないね。」
Aさん「ぼくがいつそんな望みをかけたのかな!!?」
その頃には別のぼっちには厳しいイベントが出来ている。
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