【揺花草子。】<その1458:せめてゼロのやつで。>
【揺花草子。】<その1458:せめてゼロのやつで。>
Bさん「この先一生砂糖水だけを売り続けたい?」
Aさん「なんなのぼくはジョン・スカリーできみはジョブズなの?」
Cさん「なに言ってるの。
あなたは阿部さんでブリジットはブリジットじゃない。」
Aさん「いや知ってますけど。」
Bさん「阿部さんは、阿部さんのままでいいんだよ!」
Aさん「なにそのちょっと最近よくある感じの感動させる系のフレーズ!」
Bさん「いや阿部さんの矮小で狭隘な癖にいっちょ前な自尊心に由来する
承認欲求を満たしてあげようかと。」
Aさん「そこまで言われるとある程度寛大で鷹揚な人でも
多少カチンと来るレベルだよ!!」
Cさん「いつも思うけど阿部さんって話の腰を折ることに掛けては
なかなかのベテランさんよね。
上級話の腰折り技術者認定資格とか持ってるの?」
Aさん「なんですその使いどころにすごく困りそうな資格!?」
Bさん「でも履歴書の資格欄に『上級話の腰折り技術者』って書いてあったら
間違いなく面接で盛り上がると思うよ?
そこから話が盛り上がって採用して貰えるかもよ?」
Aさん「話の腰折り技術者がどんな会社に就職できるって言うのさ!!
そんな業界でニート脱出できる自信ないよ!!
早晩ニートに逆戻りだよ!
そもそもニートじゃないよ!!」
Cさん「そんな風に直接質問に答えずに斜めなリアクションをするのが
いちいち小癪だって言うことよ。」
Aさん「だいぶ辛辣ですね!?
これでもある程度トークを盛り上げようと言う
そこはかとない意志を込めてるんですけど!?」
Bさん「阿部さんはあれだよね、いちいち面白いことを言おうとして
スベってるのにみんなの苦笑いに気付かないタイプ。」
Aさん「それは普通に傷付くからそう言うこと言わないで!!!
そう言うリアルなダメ出しは回ってないときに言ってくれよ!!」
Cさん「回ってないときに言ったらそれはそれでマジ凹みするでしょ。
阿部さんは本当に面倒くさいわね。思春期こじらせ中学生か!」
Aさん「だからって収録中なら無礼講みたいなスタイルもどうかと思いますけど!?」
Bさん「とにかく最初の質問に答えてよ。
阿部さんはこの先一生砂糖水だけを売り続けたい?」
Aさん「いや・・・一生もなにもそもそもぼく
砂糖水を売る仕事をしてるわけではないんだけど・・・。」
Bさん「それともこの先一生
砂糖水だけを飲み続けたい?」
Aさん「砂糖水だけはイヤだなぁ!!???」
病気になってしまう。
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