【揺花草子。】<その1670:高校でやれ。>
【揺花草子。】<その1670:高校でやれ。>
Bさん「オリンピック終わりましたね。」
Aさん「オリンピック終わりましたねぇ。」
Bさん「まあもちろん、今さら説明するまでもないと思うけど、
それはあくまで今回の話数が公開されるタイミングではそうだってだけで、
今この収録時点ではまだまだ絶賛オリンピック期間中です。」
Aさん「いや・・・まあ、それはそうですけど・・・。」
Bさん「なので、ぶっちゃけ終盤の展開のことはまだ全然不明な状態で話しています。
もしかしたらサッカー日本代表が金メダルを獲って
『リオの歓喜』とかスポーツ紙で騒がれてるかも知れないよね。」
Aさん「いやサッカーはもう予選敗退が決まったのはぼくらも把握済みだよ。
割と早い段階で終わったよ。」
Cさん「谷間の世代なんて言われて、選手たちも失意の帰国って感じよね。」
Aさん「うーん・・・。
まあ確かに結果だけ見ると今回の予選リーグ3試合には
今後のA代表に対してもポジティブな影響を与えられそうな材料は
見いだせなかったってところは否めませんね・・・。」
Bさん「ははっ。評論家じみたこと言ってる。」
Aさん「なんだと!!?」
Bさん「そうやって知った風な口をきく人っていっぱいいるよねーって話。」
Aさん「イヤッ・・・! そ・それは・・・」
Bさん「でも、まあ、それは別にそれでいいと思うんだ。
分に過ぎた期待をかけて、その期待が叶わなかったからと言って
感情的に批判する輩だっているわけだし、
阿部さんのように訳知り顔で分析めいたことをしてみせて高説をぶつのも
競技の楽しみ方のひとつだよ。」
Aさん「なんか癪に障る言い方だな・・・。」
Bさん「まあぼくに言わせれば最大の敗因はぼくを呼ばなかったことだと思ってるけど。」
Aさん「きみを呼んでどうなるって言うの!?
だいたいきみ女子だろ!!?
女子代表に呼ばれるならともかくだけど、と言うかきみ日本人じゃないし!」
Bさん「そう言うことじゃない。」
Aさん「え?」
Bさん「ぼくが女子マネとしてチームに帯同して
『がんばれっ、がんばれっ♪』とか
『はいっ、タオルです!』とか
『決勝・・・連れてってくださいね?』
とかってしてあげれば
選手たちはものすごい奮起したんじゃないかと。」
Aさん「ナショナルチームに女子マネ!!?」
見たことないですねそう言うの。
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