【揺花草子。】<その1667:Baby Alone In Babylone。>
【揺花草子。】<その1667:Baby Alone In Babylone。>
Bさん「今日は8月20日ですよ。」
Aさん「うん・・・と言うことは・・・。」
Cさん「またしても今日も日付ネタよ。」
Aさん「いやいい加減やめた方が良いんじゃないですかね・・・?」
Bさん「むしろこれからは日付ネタをファーストチョイスに
して行こうとさえ思ってるんだけど。」
Aさん「なにその方針!? 随分と安直なポリシーに傾いたもんだね!?」
Bさん「とにかく8月20日。
今日は何の日?」
Aさん「えぇー・・・うーん・・・。
えーっと・・・埴輪の日とか?」
Bさん「『ずっと前から好きでした。』?」
Aさん「それハニワ違いだろ!!」
Cさん「今日はご存じ『きんモザ』の元気っ娘・陽子ちゃんの誕生日よ。」
Aさん「ああ、そうなんですね。夏生まれっぽいですもんね陽子ちゃん。」
Cさん「『きんモザ』なら陽綾が至高。」
Aさん「だからあなたの推しCPをちょいちょいプッシュして来るのやめて下さいよ。」
Bさん「まあ劇場版に期待も高まる『きんモザ』の話はまた別の機会に回すとして、
今日はご存じ『ハンムラビ法典』の日です。」
Aさん「えっそうなの?」
Cさん「阿部さん、ハンムラビ法典とは。」
Aさん「えーっと・・・あれですよね、古代メソポタミアの・・・
うーんと・・・。」
Bさん「惜しいね。
古代メソポタミア地域に勃興したバビロニア王国、
その第一王朝第6代のハンムラビ王が制定したと伝わる法典だよ。
今から3,800年くらいも前のことだって。」
Aさん「そんなに古いんだ・・・!」
Cさん「この法典には、恐らく誰もが知ってるとっても有名な条項があるわよね。
これなら阿部さんも解るんじゃない?」
Aさん「あ、ええ、それは分かります。
『目には目を、歯には歯を』ですよね。
・・・あぁー・・・『歯には』で『820』か・・・。」
Bさん「まっそう言うことです。
そしてその条文、『阿部さんには無職を』と続きます。」
Aさん「なんでハンムラビ法典でぼくのニートが定められてるんですかね!?」
Bさん「そんなハンムラビ法典を制定したハンムラビ王。
従来のバビロニア王国は弱小国家に過ぎなかったけど、
彼が即位したのちは周辺国と同盟を結んだり征服したりなどで
めきめきと頭角を現し、
ついにメソポタミア全土に覇を唱えるほどの大国にのし上がった。
そんな偉大な王だったわけです。」
Aさん「なるほど・・・。」
Cさん「案の定偉大な王の子供はパッとしない法則で
彼の死後バビロニアは急速に衰退していくんだけれどもね。」
Aさん「あぁー・・・。」
Bさん「まあでも、一身でバビロニアをメソポタミア統一まで導いたハンムラビ王の
その力はやはり絶大であったと思うんだ。
そしてそれはきっと、彼を支えた妻の力が不可欠だったのではないか。」
Aさん「そう・・・なの? よく分からないけど・・・。」
Bさん「きっと大奥よろしく、ハンムラビ王の妻も
政局に多大な影響力を持っていたんじゃないかと思うよ。
ある点では残酷とも称されるハンムラビ法典の制定にも、
もしかしたら関与していたのかも。」
Aさん「うーん。」
Bさん「つまり、
『目には目を。
ハニーは覇王。』」
Aさん「なに言ってんの?」
特段歴史的事実があるわけではないのでIFモノとしてご理解頂ければ。
----------
「Meister's Brief」から自動転送
http://www.studiohs.com/28if/brief/2016/08/20.html




