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【揺花草子。】(日刊版:2016年)  作者: 篠木雪平
2016年8月
223/366

【揺花草子。】<その1657:生み出す能力。>

 【揺花草子。】<その1657:生み出す能力。>


 Bさん「昨日に続き『ポケモンGO』の話題ですよ。」

 Aさん「ええ、はい。」

 Bさん「今回の話数が公開される頃にはアプリのリリースから半月以上経ってるから、

     既に状況は変化してる可能性があるけれども、

     アプリリリースから毎日のように『ポケモンGO』の話題が

     ニュース界隈を席巻してますね。」

 Aさん「うん、そうだねぇ。」

 Cさん「その分いろんなトラブルのニュースも事欠かないって感じよね。

     ある公園では夏休み中の学生たちに遊具が占領されちゃって

     子供たちが遊具で遊べないなんて事態もあるって話だし。」

 Bさん「大人たちが捨てて行ったごみを子供たちが拾って集めると言う

     余りにも情けないニュースもあったね。」

 Aさん「そうだねぇ。

     なんと言うかそこまでモラル意識が低い人たちが多いのかって驚くよ。」

 Bさん「海外のサッカー観戦で試合後にごみを片付ける様を世界中から絶賛されている半面、

     そう言う無頼漢も一部には存在する。

     人の業とは斯くも深いものか。」

 Aさん「うーん・・・。」

 Bさん「ま、とにかく『ポケモンGO』。

     昨日もお話ししたけど、ゲームシステム的には

     いわゆる『シンボルエンカウント』方式です。」

 Aさん「そうだね。」

 Bさん「昨日の繰り返しになるけど、『シンボルエンカウント』ってのは、

     フィールド上に敵の姿、つまりシンボルが明示されてて、

     そのシンボルに近づくとか触れるとかすることによって戦闘シーンに突入すると言う

     方式を差して言います。」

 Aさん「うんうん。」

 Bさん「でも『ポケモンGO』はこっちから能動的に捕まえに行ってるのに

     『あ!野生のアベサンが現れた!』みたいなメッセージが出て

     なんだかなって感じ、と昨日は言いましたね。」

 Aさん「野生のアベサンってなんですかね!?」

 Cさん「アベサンってだけでもタチが悪いのに野生のってなったらもう

     危険度MAXよね。

     エキノコックスとか持ってそうよね。」

 Aさん「なんです野生のアベサンはキツネかなんかなんです?」

 Bさん「まあともかく『シンボルエンカウント』。

     そう言うゲーム用語なわけですけど。」

 Aさん「ん? うん。」


 Bさん「『エンカウント』って言う英単語はないんだって。」

 Aさん「え!!? そうなの!!???

     お得意の和製英語ってこと!!???」


 『encounter(遭遇する)』と言う単語から生まれた模様。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2016/08/10.html


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