【揺花草子。】<その1642:古参。>
【揺花草子。】<その1642:古参。>
Bさん「『ポケモンGO』大人気じゃないですか。」
Aさん「あぁー、うん、そうみたいだねぇ。」
Bさん「まあ言っても今日この話数の収録時点ではまだ日本では配信開始されていません。」
Aさん「そうですね。」
Cさん「アメリカとかヨーロッパとかオーストラリアとかで先行配信されて、
いろんなニュースが上がって来てるわよね。」
Aさん「ですね、ポケモンを探してて私有地に入っちゃったとか崖から落ちたとか・・・」
Bさん「歩きスマホダメ絶対!って感じだね。」
Aさん「うん、全く。」
Bさん「で、まあ阿部さんは知ってると思うけど、この『ポケモンGO』、
開発したのは『ナイアンティック』と言う会社です。」
Aさん「うんうん。」
Bさん「ぼくら界隈ではご存じ位置ゲー『Ingress』を開発している会社、
と言うと通りが良い。」
Aさん「そうだね。
『ポケモンGO』はIngress とポケモンの掛け合わせみたいな感じなんだよね。」
Bさん「プレイヤーはポケモントレーナーとなり、
街のそこかしこに出現するポケモンを捕まえるのがゲームの基本的な内容。
なんでも、ポケモンを捕まえられる場所は
Ingress で言うポータル付近が多いらしいよ。
そしてどうやら Ingress のポータルがそのまま
『ポケモンGO』でもアイテムをゲットできるポイントらしい。」
Aさん「なるほど。」
Cさん「Ingress は複数のポータルをリンクで繋げて自軍の陣地を広げていく
『陣取りゲーム』が主目的だけど、『ポケモンGO』にはそう言う
平面としてのエリア確保要素はないみたい。
まだ配信前だからよく分からないけれど、『ジム』と言うスポットを
3つの陣営で奪い合うみたいな、そんな感じみたいね。」
Aさん「なるほど・・・そうなんですね。」
Bさん「Ingress ではポータルを自軍のものにするのに
レゾネーターを差すと言うことをしたけど、
『ポケモンGO』では捕まえたポケモンをジムに配置することで自陣営のものに
することができるとかなんとか。
そこらへん、Ingress の要素もありつつ、やっぱり若干
ゲーム性が異なると言う感じみたいだね。」
Aさん「まあ、それはそうなんじゃないのかな。違うゲームなんだし・・・」
Bさん「ともかくそんなわけで、日本では未配信の『ポケモンGO』。
もしかしたら今回の話数が公開される頃には配信されてるかも知れないけれども、
7月中には配信開始かとか言われているようです。」
Aさん「うんうん。」
Bさん「まあ世の中は絶賛夏休みだからね。
街にはポケモンを探して歩き回る人たちが現れそうだ。」
Aさん「そうだろうねぇ。
しかも最初のうちは物珍しさでライト層も多そうだしねぇ。」
Bさん「そうそう。
そしてそんな中に、ぼくも混ざるわけですよ。」
Aさん「混ざるんだ? きみもトレーナーに就役するんだ?」
Bさん「ううん。
『いえぼくはトレーナーじゃないですけど。
エージェントですけど。』
って顔してポータルをハックするよ。」
Aさん「感じ悪い!!!!!」
青とも緑とも違う第3の陣営が登場。
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