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【揺花草子。】(日刊版:2016年)  作者: 篠木雪平
2016年7月
206/366

【揺花草子。】<その1640:新作の構想。>

 【揺花草子。】<その1640:新作の構想。>


 Bさん「阿部さんの残機はいくつ?」

 Aさん「なにそのシューティングゲーム世代バリバリな発言・・・。」

 Cさん「阿部さんの残機はいわば無限よね。

     阿部さんを1人見かけたら20人はいると思えって感じだもんね。」

 Aさん「なんでそんなぼく忌み嫌われる虫みたいな扱いなんです!!?」

 Bさん「さっきシューティングゲームの話題が出たけど、

     シューティングゲームではよく『無敵モード』が

     裏ワザとして仕込まれてるじゃないですか。」

 Aさん「まあ、確かに。昔のは多かったかもね。」

 Bさん「でも一口に無敵モードって言ってもいろいろ種類があるよね。」

 Aさん「種類。」

 Bさん「例えば、ファミコン版ゼビウスの無敵モードは

     敵の弾がすり抜ける、つまり当たり判定がなくなるタイプ。

     一方グラディウスのいわゆる『コナミコマンド』は、

     無敵と言うよりはフル装備になるやつだよね。」

 Aさん「なるほど、確かに。」

 Cさん「それに、当たり判定は変わらないけど残機が無制限と言うタイプもあるわよね。

     これらを無敵モードと呼んでいいのかどうかは議論が分かれるとは思うけど。」

 Aさん「まあ・・・そうですね。」

 Bさん「そんなわけで冒頭のお話ですよ。

     阿部さんの残機はいくつかと。」

 Aさん「いや・・・いくつもなにも・・・。

     ぼくの命は1つしかないんですけど・・・。

     この世界での死イコール現実世界での死につながる

     デスゲームなんですけど・・・。」

 Cさん「SAO1期再OAしてるものね。」

 Aさん「さくっと拾って来ますね・・・。」

 Bさん「ま、とにかく、ぼく的には阿部さんには3-1あたりで

     目一杯無限増殖をしてもらって、

     残機が文字化けするぐらい増えて欲しいと思う。」

 Aさん「スーパー何オブラザーズだよ。

     なんでノコノコ踏んづけなきゃいけないんだよ。」

 Bさん「そして阿部さんの残機が充分に確保できた段階で、

     物語は新たな段階へ進む。」

 Aさん「物語・・・? なにそれ?」


 Bさん「阿部さん連続殺人事件。」

 Aさん「イヤなプロット思いつかないで!!???」


 登場人物は全て阿部さん。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2016/07/24.html


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