【揺花草子。】<その1633:パスカル。>
【揺花草子。】<その1633:パスカル。>
Bさん「わたくし箸より重いものを持ったことございませんの。
とか言うお嬢様いるじゃん?」
Aさん「いやいる? 現実にいるそんな人?」
Cさん「現実にいるとは言ってないじゃない。
と言うか阿部さんにとってはたとえ二次元でも現実でしょ。
次元の壁を越えた世界を現実と認識できる特殊能力を持ってるでしょ。」
Aさん「言い方はカッコ良いけど能力的にはとてもカッコ悪い!!!」
Bさん「そのぐらい卓越した自己の精神世界を展開できる阿部さんは
きっと神に違いない。」
Aさん「か・神・・・ですか? それはちょっと大袈裟すぎないですか?」
Bさん「阿部さんの脳内と言う小さな世界に於けるね。」
Aさん「そんなのただの妄想癖じゃないか!!!」
Bさん「ま、とにかく箸より重いものを持ったことがないと言う
深窓の令嬢ですよ、今日の話題は。」
Aさん「深窓の令嬢かどうかは微妙じゃない?」
Bさん「ああ、うん、それは確かにそうだね。
常日頃からたくさんの従者を連れて歩いているお嬢様かも知れないしね。
知世ちゃんみたいな。」
Aさん「知世ちゃんは箸より重いビデオカメラとか持ち歩くし
第一そう言うタイプのお嬢様じゃないと思うよ?」
Cさん「まあ典型的なわがまま甘やかされお嬢様像として、
テンプレ的に『わたくし箸より重いもの持ったことございませんの。』
って台詞が使われたりするわよね。」
Aさん「まあ、そうですね・・・。」
Bさん「正直片腹痛い。」
Aさん「片腹痛いんだ・・・。」
Bさん「実際には 1cm2 あたり
1kg 程度の圧力が掛かってるのにね。」
Aさん「大気圧の話!!???」
台風が来ると少し軽くなる。
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