【揺花草子。】<その1624:1歩目を刻む。>
【揺花草子。】<その1624:1歩目を刻む。>
Bさん「ふたりのスティーブがガレージでコンピュータを作り上げ、
その後の世界を変えるきっかけとなった話は知っているかな?」
Aさん「えっと、それはアップル黎明期の伝説の話だよね?
ジョブズの自宅ガレージでウォズニアックとともに Apple I を
完成させたって言う・・・」
Cさん「まあ当のウォズニアック氏自身が『ガレージで創業したと言うのは誇張に過ぎる』
なんて言っちゃってるけどね。」
Bさん「でもまあ、アップルと言う、その後の世界に大きな影響を与える企業の
小さな小さな創成期のお話として広く知られているよね。
あの頃はジョブズとウォズニアックの2人だけだった。」
Aさん「そうだね。」
Bさん「たった2人で今なお続くイノベーションの基礎を築いたわけだから、
スタッフキャスト合わせて4人もいるぼくら【揺花草子。】も
世界を変えるイノベーションを生み出せると言っても過言ではないはずだ。」
Aさん「いや全然過言ですよ。過言過ぎですよ。
もう日本語としておかしいってレベルで過言ですよ。
あんな天才はぼくら4人の中にはいないだろ?
インスピレーションの天才とエンジニアリングの天才の
夢のコラボレーションですよ?」
Cさん「その点私たちは
ガチホモ二次元キモオタクソニートととあざとさ重視のブロンドツインテの
悪夢のコラボレーションだものね。
そりゃあ何も生み出せないわけだわ。」
Aさん「それはそれで辛辣すぎる!!」
Bさん「とにかく、アップルが最初に Apple I を、
伝説に従えばジョブズのガレージで制作したのが 1976 年のこと。
今からちょうど40年前だね。」
Aさん「お、おぉ・・・」
Bさん「それから、たった40年で、世界は激変した。
今やふたりのスティーブが作り上げたものよりも
遥かにスペックの高いコンピュータが
ありとあらゆる家電や玩具に搭載されるような時代です。
時代の流れ恐るべし。」
Aさん「まあ・・・確かに。
アポロ12号を月に届けたコンピュータはファミコンよりも低スペックだったなんて
言われるくらいだしね。
そこから考えると今の時代は確かに圧倒的すぎる進化だね。」
Bさん「ジョブズは既にこの世界を去ったし、
ウォズもアップルから離れてしまっているけれども、
それでもやっぱり、あの頃ふたりのスティーブが思い描いた夢や理想は
今のアップルに脈々と受け継がれている・・・と、ぼくは信じたい。」
Aさん「うん・・・。」
Bさん「その始まりに、あのガレージがある。
そのことはきっと忘れちゃいけないと思う。
だからぼくは、今日この日に、ガレージを想うよ。」
Aさん「ガレージを・・・想う?」
Bさん「今日は納屋の日だからね。」
Aさん「7月8日だから!!?」
少し強引。
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