【揺花草子。】<その1619:頓智。>
【揺花草子。】<その1619:頓智。>
Bさん「PS VR の予約が瞬殺だったそうですね。」
Aさん「あぁー、うん、そんなニュース観たね。」
Cさん「一応言っておくけど、 PS VR とは、
ソニーの PlayStation 4 と連携する VR ヘッドマウントディスプレイです。」
Aさん「そうですね。」
Bさん「ぼくらもこれまでに何度か採り上げて来てるけど、
ここ最近この VR がらみの製品がいろいろ盛り上がって来ています。
たいがいが10万円ぐらいする製品が多い中、PS VR は¥45,000と言う
コアゲーマーなら余裕で手が届きやすい価格設定だよね。」
Aさん「そうみたいだね。
その分他の製品よりは犠牲になってる部分も多いみたいだけど・・・」
Bさん「少し前はいわゆる『VR元年』みたいな言い方はちょっと大げさすぎるんじゃないか
なんてことを言ってたけど、この数か月は毎日のように VR 関連のニュースを聞くし、
もちろんキャズムを超えられるとは到底思えないけども、
アーリーアダプター層ではかなりホットな話題であるのは間違いなさそうです。」
Aさん「そうかも知れないね。
数年前の 3D テレビブームと同じ轍を踏まないようにしようと言う意気込みはあるね。」
Cさん「まあ目指す方向性が違うってのはあるけれどもね。」
Bさん「とにかく PS VR に代表される VR コンテンツ。
ゲーム界隈では FPS とかレースゲームとかでものすごい没入感を
得られると言うのがすごく受けている模様です。」
Aさん「ふむふむ。」
Bさん「ホラーアクションの金字塔『バイオハザード』も VR 版をリリースするようだからね。
ふつうの TV で見ててもあんなおっかないのに VR とかになられちゃっちゃあ
ちょっとホントに心臓が弱い人はプレイ厳禁ってレベルになりそうだよ。」
Aさん「確かに・・・怖そうだ・・・。」
Cさん「ゾンビ犬からいきなり飛びかかって来られたら絶対転ぶわよね。
そして部屋のものをなんか壊しちゃいそう。」
Aさん「あぁー・・・あり得すぎる・・・。」
Bさん「やっぱりそう言うさ、目の前にホントに現れてるみたいな感覚が
圧倒的な没入感を生むんだろうね。」
Aさん「そうだね。」
Bさん「そこでぼくは、リアルな VR の特性を存分に生かしたすごいゲームを思いついたよ。」
Aさん「思いついた・・・んですか?
どう言う内容のゲーム?」
Bさん「一休さんになって
屏風から出て来たトラを縄で縛るゲーム。」
Aさん「面白いのかそれ?」
タイトルは『Fight Against YOSHIMITSU』とか。
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