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【揺花草子。】(日刊版:2016年)  作者: 篠木雪平
2016年1月
18/366

【揺花草子。】<その1452:異常気象。>

 【揺花草子。】<その1452:異常気象。>


 Bさん「しかし今年は全然雪が降らないね。」

 Aさん「あぁー、言われてみればそうだね。」

 Cさん「今の時期が1年でいちばん寒い時期なはずなんだけどね。」

 Aさん「確かに・・・。

     でもブリジットは冷え性なんだし、むしろありがたいんじゃない?」

 Bさん「冷え性をバカにしないで欲しい。

     雪の多少とは直接関係ありませんよ。寒いのがダメなんだから。

     既にこの寒さは冷え性持ちにとっては危険水域を突破してますよ。

     と言うかなんなら10月ぐらいから既に危険水域に達してますよ。」

 Aさん「マジでか!! 寒さに弱すぎだろ!!」

 Cさん「そんな女性の気持ちの解らない阿部さんは

     特に雪が降ろうが槍が降ろうが関係ないわけでしょ?」

 Aさん「なんですその地味に酷い言い方・・・。

     と言うかさすがに槍が降ったら困りますよ。」

 Bさん「だって阿部さんはふだん外に出ないじゃない。

     家の中にいれば槍が降ろうが気にしないでしょ。」

 Aさん「四六時中家の中にいるわけじゃないし、槍だって降り方によっては

     窓とか割れるしベランダに干してる洗濯物に穴が開くしでやっぱり困るよ。」

 Bさん「そう考えると『にわか槍』とかホント困るよね。

     慌てて洗濯物を取り込もうとしても実際命がけだもんね。」

 Aさん「まあ・・・そうだねぇ。

     洗濯物取り込んでる最中に槍に貫かれる危険が

     大いにあるわけだからね・・・。」

 Bさん「気を付けないといけないね。」

 Aさん「そうだねぇ。」


 Bさん「まあ観測史上槍が降ったことはないんだけど。」

 Aさん「だろうさ。」


 カエルとか魚とかが降ったことはある。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2016/01/18.html


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