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【揺花草子。】(日刊版:2016年)  作者: 篠木雪平
2016年6月
171/366

【揺花草子。】<その1605:そばにいますよ。>

 【揺花草子。】<その1605:そばにいますよ。>


 Bさん「この記事執筆時点ではまだなんだけど、

     6月中旬は例年ご存じアップルさんの開発者会議、

     つまり WWDC が開催されるじゃないですか。」

 Aさん「ああ、うん、そうだねえ。」

 Cさん「今年も6月13日から5日間に渡って開催される予定よね。」

 Aさん「そうですね。今回の話数が公開される頃には終わってますね。」

 Bさん「今回は、まあ今回に限らないけど、

     どっちかと言うとソフトウェア中心の発表になると目されてるよね。

     新バージョンの iOS 10、OS X の更新版、 watchOS や tvOS なんかが

     話題の中心になると思われます。」

 Aさん「そうだね。」

 Bさん「技術系メディアでは iPhone の新バージョンについての発表を期待するとか

     MacBook や iMac のリフレッシュを期待する向きがあるけども、

     その辺はちょっとないんじゃないかなーとは思ってる。」

 Aさん「まあ実際にはどうだったかはこの記事が世に出る時点では

     明らかになってるわけだけど。」

 Cさん「そうなると私たちの先見の明がどれほど適切だったかの評価材料になると言うわけね。

     私たちがいかに的外れな予測をしていたかを詳らかにして

     物笑いの種にしようと言うわけね阿部さんは。

     性格が悪いわね。」

 Aさん「ちょっ!! 勝手な憶測で人をなじるのやめてくれません!?

     タチ悪すぎでしょ!!」

 Bさん「ま、とにかくどっちかと言えばソフトウェア寄りになるであろう今回のWWDC。

     しかし多くのメディアが予想するのは、昨今流行りの IoT とより密接に連携する

     ハードウェア Siri さんの登場です。」

 Aさん「あぁー・・・。」

 Cさん「この分野ではご存じ Amazon さんが昨年から販売を開始した

     『Echo』と言う人工知能搭載スピーカーが先んじているわね。

     そして Google さんも『Google Home』と言う製品で追従しようとしている。

     PC と言うプラットフォームに限られるけれども、Microsoft さんは

     Cortana と言うバーチャルアシスタントを Windows 10 に組み込んでるわね。」

 Aさん「そうですねぇ。

     Siri さんは今のところ iOS と tvOS 上に活躍の場が限られてると言えますねぇ。」

 Bさん「そこでアップルさんも後発ながら Siri さんをもっと前に出そうと

     検討していると言われているね。

     どう言うカタチの製品になるかは不明だけど、我々の生活に

     より密接に Siri さんが関わってこようとしている。」

 Aさん「うんうん。」

 Bさん「この点は実はぼくらも以前に言及してるんだよね。

     立体ホログラム装置で Siri さんを可視化すると言うアイデアね。」

 Aさん「ああ、うん、言ってた言ってた。」


 Bさん「立体ホログラムが簡単じゃないなら

     VR で Siri さんを可視化するアイデアもあると思うよ。」

 Aさん「きみの Siri さん可視化に対する熱い願望は

     一体なんなの?」


 Siri さん SDK が公開されると言う話もあるし、決して遠い未来ではない。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2016/06/19.html


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