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【揺花草子。】(日刊版:2016年)  作者: 篠木雪平
2016年6月
169/366

【揺花草子。】<その1603:ひとすじの流れ星。>

 【揺花草子。】<その1603:ひとすじの流れ星。>


 Bさん「モノクロの写真を自動でカラーにする超技術が誕生したそうですよ。」

 Aさん「いや超技術って言うか・・・

     まあすごいとは思うけど・・・」

 Cさん「仕組みとしては昨今花盛りの人工知能ね。

     膨大な情報を蓄積して多層学習による最適解を導き出す

     『ディープラーニング』の手法で着色すると言う仕組みみたい。」

 Aさん「画素に記録された反射率的なアレから計算でカラーを求めたりしてるのかなーと

     思いましたけど、そうじゃないんですね。」

 Bさん「それもアイデアのひとつだとは思うけど、

     モノクロの情報をビット単位で真っ当に解析して

     色情報を得るのは難しいだろうからね・・・。」

 Aさん「うーん。難しい。」

 Bさん「ともかくモノクロの写真をカラーにする技術です。

     さっきも言ったようにディープラーニングで実現されているわけだから、

     極端な話白黒の絵とかでもカラーにしてくれるはずだ。

     意図通りに再現されるかどうかは別として。」

 Aさん「まあ、そうだろうねぇ。」

 Bさん「そう言う意味では、集合知によって『たぶんこれです』的なニュアンスで

     色を出してくれるわけだから、

     仮にモノクロ時代のTVアニメ、例えばパーマン第1作の画像とかを渡したら

     恐らくヘルメットの色はきちんと青に着色されると思われる。」

 Aさん「うーん・・・。そうだろうか・・・。」

 Bさん「一方、ですよ。」

 Aさん「うん?」


 Bさん「モノクロに変換したルパンの画像を与えたら

     ジャケットの色が緑になるか赤になるかは

     ちょっと予断を許さないね。」

 Aさん「今なら青と言う選択肢もあるんじゃないかな?」


 試してみたい。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2016/06/17.html


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