【揺花草子。】<その1578:応用例。>
【揺花草子。】<その1578:応用例。>
Bさん「最近だいぶ昼が長くなって来ましたね。」
Aさん「そうですね。夏至まであと1か月だからね。」
Bさん「ぼく的には収録が終わって帰る頃合いでもまだギリギリ
日が残ってる時間帯であると言うのが実にありがたい。」
Aさん「あぁ・・・そうだねぇ。」
Cさん「うち門限16時だからね。」
Aさん「えらいウソを放ちましたね。
16時なんて全然収録終わらないでしょ。
そしたらブリジットはいつも門限破りじゃないですか。」
Bさん「そうだよぉー?
だからここではこんな和やかだけどうちに帰るとアレだからね。
毎日折檻だからね。」
Cさん「人聞きの悪いこと言わないで欲しいわ。
『明日のおやつなーし!』って言うぐらいじゃない。」
Aさん「そんな蝶兵衛さんみたいなこと言うんですか。
何かっぱですか。」
Bさん「そんなわけですから、ぼくがおやつ抜きにならないためにも
阿部さんにも善処して欲しい。」
Aさん「善処、とは。
あれかい、収録をもっと早く終わらせられるようにとか?」
Bさん「まあ言っても掛かるものは掛かるわけだから。
単純に時間を減らせばアウトプットも相応にクォリティが犠牲になりますよ。
早く済めばいいってものじゃない。品質とコストや時間はトレードオフだから。
モノづくりの基本ですよ。」
Aさん「いや・・・じゃあぼくらの今のアウトプットが
充分な品質かと言う話になるんだけどね・・・。
時間を短くしないと言うことは、スタートを早くするとか?」
Cさん「そうは言ってもさすがに限界があるわよ。
今だって日によっては午前中から収録することもあるんだし。」
Aさん「(そう言うスケジュールに自由自在について来れてる
この人は一体何なんだろう・・・)」
Bさん「そこでぼくは提案するよ。」
Aさん「提案。」
Bさん「流行りのVRシステムを利用した
自宅からのリモート収録。」
Aさん「家から出ることさえ省くつもりか。」
直接顔を合わせる方が良いですよ。
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