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【揺花草子。】(日刊版:2016年)  作者: 篠木雪平
2016年1月
14/366

【揺花草子。】<その1448:オートモービル。>

 【揺花草子。】<その1448:オートモービル。>


 Bさん「ハイビームアシストですって。」

 Aさん「え・・・なに?」

 Cさん「なんか最近の自動車にはそう言うギミックが搭載されてるんですって。」

 Aさん「ギミックって言わないで下さいよ。価値が下がりますよ。」

 Bさん「ぼくは自動車のことはあまり詳しくないからよく解らないから

     もう想像でしかないんだけど、車のヘッドライトを、

     街中とか対向車がいるところではロービームに、

     そうじゃなく広々してて遠くまで見渡せるようなところではハイビームに

     自動的にインテリジェントに切り替えてあげますよ。って言うやつなんだよね?」

 Aさん「まあ、たぶん、そんな感じだと思うよ。」

 Cさん「阿部さんみたいに注意力散漫な人には最適ね。」

 Aさん「さらっと酷い言い方しますね。」

 Bさん「ハイビームに限らず、最近の車は暗くなったら自動的にヘッドライトがつくような

     機能もあるんだよね?」

 Aさん「うん、それはずいぶん昔からある気がするけど。

     環境光の強さで判断してるんじゃないのかな。」

 Cさん「車はますます高度化・複雑化していくわよね。

     その分人間も覚えなきゃいけないことが多くなってくるわけだけど、

     そこの部分はなるべくコンピューター的なアシストが働く、と。」

 Aさん「そうですねぇ。」

 Bさん「最近のF1マシンはコンピューターが全部やってくれるから

     ドライバー自身のテクニックの違いが昔ほど決定的な要因にはならなくなったって

     往年の名ドライバーたちも嘆いてるよね。」

 Aさん「いや・・・うん、それは確かにそうだけど、

     今日の話とあんまり関係なくないそれ・・・?」

 Bさん「まあなんにせよ、最近の自動車はいろいろ自動化著しいと言うわけです。」

 Aさん「なんか少し言葉遊びのようにも聞こえるけど、まあ、そうだねぇ。」

 Cさん「そのうち自動的に運転してくれるようになるかもね。」

 Aさん「いやそれはそう遠くないうちに実現する公算ですよ。

     いろんなメーカーが社運を賭けるレベルで挑んでますよ。」

 Bさん「こうまで、いろいろ自動化が進むとね。」

 Aさん「え?」


 Bさん「将来的には車自身が勝手に出かけて

     勝手に想い出作って来てくれるかもね。」

 Aさん「エクスペリエンスまで機械頼みかよ。」


 USBメモリいっぱいの写真と動画を撮って来てくれる。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2016/01/14.html


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