【揺花草子。】<その1553:自然回帰。>
【揺花草子。】<その1553:自然回帰。>
Bさん「この世にはヌーディストビーチと言う地上の楽園があるそうですよ。」
Aさん「いや・・・えっ?
なに突然・・・?」
Bさん「男も女も老いも若きももうあられもない姿を晒して悦に入るプレイスです。」
Aさん「いやそう言うんじゃないよね? 別に見られたがってるわけじゃないよね?
そう言う色眼鏡はそう言う感性の人達に対して失礼じゃないかな?」
Cさん「でも阿部さんは絶対ガン見するでしょ?」
Aさん「しないですよ!!? やめてくれません!!???」
Bさん「ぼくらの祖国フランスはヌーディズム先進国なんです。」
Aさん「あぁ・・・確かになんかの番組でそう言うの観た覚えが・・・。」
Cさん「道を歩けばヌーディストに当たる勢いよ。」
Aさん「いやさすがに普通の街中にいるわけではないでしょ。」
Bさん「実はぼく多少の憧れがある。」
Aさん「えっそうなの? そう言う感性の人なの?」
Bさん「いっぺんどれほどの開放感なのか感じてみたいと思う。」
Aさん「ほ・ほぉ・・・」
Bさん「ただし半径500メートルに誰もいなくて、
隠れてこっちを窺えるような物陰になる岩場もないような場所に限る。」
Aさん「だったらもう自宅のおフロとかでやってくれよもうそう言うのは。」
Bさん「だって恥ずかしいじゃない・・・」
Aさん「それはヌーディストと相容れない感情なんじゃないのかなぁ・・・。
そう言うのを超越したところにあるんじゃないの・・・?」
Cさん「そんなに気にすることないのに。」
Aさん「えっそう言うカトリーヌさんはそう言う感性の人なんです?」
Cさん「いえ、私は違うけれども。
ブリジットの場合はそこまで気にしなくても平気よってこと。」
Bさん「え? どうして?」
Cさん「遠目に見たらどっちが前でどっちが背中か
区別つかないから。」
Aさん「(酷すぎだろ!!!!!!)」
どこまでも広がる砂浜の如く。
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