【揺花草子。】<その1552:誰もが通る道。>
【揺花草子。】<その1552:誰もが通る道。>
Bさん「『Hello World』あるじゃないですか。」
Aさん「えーっと・・・複数の意味があると思うけど、
ぼくら界隈で言えばプログラム言語の基本構文って言う意味合いの・・・?」
Bさん「そうそう。
初めて触るプログラム言語で、最初に試してみる慣わしのようなものだね。」
Cさん「標準出力へのリターンは多くの言語が普遍的に備えている機能だし、
ほんの数行でも言語による違いがいっぱい出る部分だものね。」
Aさん「ええ、そうですねぇ。」
Bさん「例えば、
『std::cout << "Hello, world!" << std::endl;』」
Aさん「えっ、それ C++?
マニアックとは言わないけど、最初の例でそれなの?」
Cさん「じゃあ
『printf("Hello, world!");』
ならどうかしら。」
Aさん「あぁ・・・それは C 言語ですね。
最初はそんぐらいの方が分かりやすいです。」
Bさん「『print("Hello, world!\n");』は?」
Aさん「うーんと、それは Perl かな?」
Cさん「じゃあ
『System.out.println("Hello, world!");』」
Aさん「それは Java ですね。」
Bさん「『System.Console.WriteLine("Hello, world!");』」
Aさん「Java と似て非なる文法・・・ C# だね。」
Cさん「『console.log("Hello, world!");』」
Aさん「console オブジェクトと言うことは、 JavaScript かな。」
Bさん「さすが阿部さん JS 大好き。」
Aさん「誤解を招く発言やめて!!?」
Bさん「まぁとにかく、言ってみれば、言語の数だけ Hello World プログラムが
存在すると言っていいわけですよね。」
Aさん「まあ、そうですねぇ。」
Cさん「阿部さんもすっかりおなじみって感じね。」
Aさん「ええ、まぁ。」
Bさん「そんな阿部さんを『ハロワの達人』と
呼ぼうと思うよ。」
Aさん「ハロワ違い!!!!!」
定職はあります。
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