【揺花草子。】＜その1540：萌語。＞
【揺花草子。】＜その1540：萌語。＞
Ｂさん「ギャップと言うのはやはり強力な萌え要素ですよね。」
Ａさん「いや・・・うーん・・・。」
Ｃさん「古今東西萌え要素と呼ばれるものは星の数ほどあるわよね。
ツインテがいいとか猫耳がいいとかメイドが好きとか巨乳がいいとかメガネが好きとか
外見上の特徴をとらえる向きもあれば、
ツンデレが好きとか妹キャラが好きとかドSが好きとかみたいな
性格とか内面に対する見方とか。」
Ａさん「はぁ・・・。」
Ｂさん「そして萌えポイントは人によってさまざま。
阿部さんのような幼女萌えだって、世情を鑑みて決して感心はできないけど、
まあ性癖として存在すると言うことは理解できます。」
Ａさん「ちょっ！！！！！ 穏やかじゃないこと言わないでくれる！！？？？
別にぼく幼女萌えとかじゃないんだけど！！？」
Ｃさん「そんな、星の数ほどある萌え要素の中でも、
ギャップ萌えはもう第一線で活躍するレベルと言うか、
調味料で言えば醤油ぐらい確固たるポジションを築いているわよね。」
Ａさん「なんで調味料で言うんですかね？
逆に解りにくいですけどそれ？」
Ｂさん「ギャップだから、つまりは2つの特性の組合せなわけじゃないですか。
例えばすごいお嬢様っぽい見た目なのにめっちゃ腹黒とか、
小柄なくせにすっごい態度がでかいとか。」
Ａさん「えっ・・・それはなに、自分のことを言ってるの？」
Ｂさん「ちょっと！！ なんてこと言ってくれてんのこの人！！
確かにぼくはすっごく小柄だけど言うほど態度でかくないでしょ！？」
Ａさん「あ、いや、まぁ・・・。」
Ｂさん「そう言う点では、ぼくはそれほどギャップがないほうだと思うんです。」
Ａさん「なんか前にもそんな話したかも知れないね？
でもきみ純粋に金髪美少女的ルックスとその性格って点ではけっこうなギャップだよ？
萌えるかどうかは別として・・・。」
Ｂさん「酷っどいなぁ阿部さんは！
そう言う阿部さんはものっすごいギャップがあるよね！」
Ａさん「えっ・・・そ・そうですか？」
Ｂさん「背丈はそこそこ高いのに
人の器は最高に小さいと言うギャップ。」
Ａさん「なに言ってくれてんのきみ！！？？？」
おちょこぐらいの大きさ。
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