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第二章〜光〜
第二章〜光〜
湯那本
「どっどうするよ・・・・入るか?」
湯那本は恐る恐る私に聞いた 私は入ったら二度と戻れない気がしたが好奇心を押さえることができなかった
私たちは屋敷の中へ
なかは物が散乱していた奥へ進んでいくと階段があった すると階段のうえの部屋から光が漏れていた
「湯那本・・・あの部屋から光が」
湯那本は私の声に反応し階段を見た
湯那本
「部屋?そんなのどこにある?」
「えっ」
湯那本には見えないのか?いや確かに部屋は存在する私は一人でその部屋へと足を運んだ
「真っ白だ」
部屋のなかは真っ白で前に扉があった
時空を越えませんか
「えっだっ誰;」
しかし部屋には私しかいない
たくさんの人々があなたを待っています
救ってください
もう一つの地球を
流れ出す
彼らの血を
すくってください
声はまるで女神のように美しい しかしもう一つの地球ってなに?
私はそんなことを考えながら扉に手をかけた
扉を開けると・・・・・
なかから光があふれでてきて私は光を覆われた
そして扉とともに姿を消した
湯那本「?風祭?帰ったのか」
叫んでもただ彼の声が響くだけで返事は二度と帰ってこなかった
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