第二話 「出遭い」
※今回はそこそこ (作者基準)グロイ表現がありますのでお気を付けください。
「……こんなに早く奴の情報が入るとはな」
時刻は午後九時。
三日前から世話になっている宿『ピース』で夕食を食べたのは二時間前。それから、少し散歩をしてくると言って出てきたが、真っ赤なウソである。
本当はある男を捕らえる為だ。
俺は数か月前に逃したある男がこの街に逃げてきているという情報を入手し、それを頼りに更なる情報収集をしていたのだが、罠だと言う方が当然なぐらい、簡単に足跡を掴むことができた。
(罠と考えた方が良さそうだな。もし、本気で奴が隠れているつもりならもう少し大人しくしているはずだしな)
その男が最後に目撃されたのは住宅地から少し離れた研究施設が多く立っている区間ということだが、俺を誘い込むためのものだろう。
あいつは確かに研究者としての一面も持っているが、一定の場所で研究をすることは無かった。常に場所を移動し、その度に実験サンプルを捕らえていた。
「ここか……」
奴の行動パターンを思い出し、罠を警戒しながら情報をまとめたメモから顔を上げ、目の前に広がる研究施設の数々を見渡す。
どれも同じ規模で、外装も大差ない。が、ただ一つだけ違う施設がある。
それは、動力を供給するためのパイプが丸出しの周りの建物と違い、正五角形の建物で、一見すると研究員の宿泊施設のようだが、どこにも入口がない。
「地下からか……?」
屋根がなければ、大きな壁を正五角形に並べただけにしか見えないほど、外壁には何もない。
呟きながら壁をくまなく触ったりしながら調べるが、一周しても隠しスイッチや隠し通路などはなさそうだ。だからといって、周りに地下へと続きそうな井戸があるわけでもない。
「……ということは、この研究施設のどれかが繋がっていそうだな」
ざっと見渡したところ、その数は二十。どれも横に広く、探すのは骨を折りそうだが、奴の手掛かりは今のところここしかない。
気は乗らないがやるしかなさそうだ。
最も近くにある建物の中に入る。
と、
「っ!?…………これは」
視界いっぱいに入り込む実験サンプル。数か月前にもこの景色を俺は見ている。そして、見られる側としても。
「大陸を渡ってまでこの研究に拘るのか、あいつは……」
規則正しく並べられた円筒状の入れ物には本来、中型の動物を保存するための器具だが、中には俺より幼い子供から若い大人が男女関係なく収容されている。時折、ゴボ……と閉じられた口に隙間から気泡が漏れ出いてるのは中身が生きているためだ。
建物にはまだ奥があるが、何一つ変わらない情景が広がっていることだろう。
(この上なく胸糞悪い)
嫌悪感で眉間に皺が寄せる。が、その忌々しい円筒状の器具は破壊せず、警戒しながらさらに奥へと向かう。
この人達は一人残さず、肉体が改造されている。それだけでなく、洗脳も済ませてある。
不用意に開放してしまえば、助けた人に殺され、自らもその仲間に加えられてしまう。
だから、彼らを救い出そうとは考えない。いや、もう救える状態ではない。誰にも死人を救うことなんてできないのだ。彼らはもう死んだも同然なのだ。
最悪の実験サンプルにして最凶の防衛機能だと俺は改めて評価する。
「運よく一つ目から見つかったな」
一番奥の小さな扉を開けると、拍子抜けにも、普通に地下に繋がっているだろう階段があった。罠の存在は認められず、何一つ補強されていないただ地下を掘っただけの地下通路を抜ける。
明かりはなかったが、俺は夜目が効くので関係なかった。
通路はホールのような場所に繋がっており、ぐるりと外周にさっき通ったのと同じ通路がある。どうやら、全ての建物が繋がっていたようだ。
正面奥に扉があり、そこから例の建物に入るのだろうと扉を開けると、小さな部屋で何もなかった。
「ああ?ここしか……っ!?」
ここ以外にそれらしいのがなかったというのに、期待していたようなものがなく首を捻った瞬間、一気に壁の向こうから魔力の高まりを感じた。
嫌な予感がして振り向きながら後ろの扉を蹴り破ろうとしたが、ダン!と思っていたような手ごたえではなかった。
「扉が消えてやがる……! なら、こうするまでだ!」
拳を地面に叩き付け、火の魔力を爆発させる。
「『ボムバースト』!」
拳を叩き付けた場所に爆発を起こし、自分の周囲にあるものを破壊する魔術で、部屋自体を崩すつもりだった。
が、逆にそのせいでさらに状況が悪くなる。
天井ごと吹き飛ばすつもりで魔力を込めたのだが、壁が剥がれる程度で、剥がれた壁の暗闇から突然鞭が襲い掛かってくる。
「くっ!」
腰に差していたナイフを抜き放ち、暗闇の向こうから蛇のように巻きついてくる鞭を断ち切り、その暗闇の中へ踏み込む。同時に、さっきまで閉じ込められていた部屋の天井が左右に開き、そこからジュワッ!と強酸性の液体が入った瓶が連続して降り注ぐ。
もし気づかなければ、一瞬で骨まで溶けてしまっただろう。あと少しでも部屋からの脱出が遅ければ面倒なことになっていただろう。
暗闇の中には生気のない瞳をした若い男が三人いた。全員が鞭を装備しており、次々と鞭を伸ばしてくるがその全てをナイフで断ち切る。男たちは鞭が使い物にならなくなると、すぐに剣を取り、三方向から同時に切りかかってくる。
ナイフと剣では、ナイフの方が圧倒的にリーチが短く不利だが、今はこれしかない。右は体を捻って回避し、左は手を蹴り上げ剣を飛ばし、正面は姿勢を低くさせ腋の下半分を切り裂く。腕ごと切るのはナイフには少々荷が重いので、腋を半分ほど切ることにした。
こいつらはおそらく、サンプル達だ。ただ下された命令を果たす”元”人間たち。痛覚神経は取り除かれ、単に筋を切っただけでは動きを止められない。しかも、脳から魔力を使い遠隔で体を操作できるので、首を体から切り離しても動く。
それこそ、四肢を切断するか、脳を破壊しないとこいつらを無力したとはいえない。
(まずは右だな)
腋を切った勢いのまま右の男の手の指を全て切り落とす。
ボト、ボトボトボトボトッ!
自分の指を全て切り落とされ剣を握れなくなると、今度は剣の柄を蹴り上げてきた。
(流連流流水円の型、其の三『制刃』)
下から俺の顎を狙う切っ先を右手の指二本で摘み、男の首にその手ごと突き入れる。
ゴキュグリュッ!という音と少し硬い感触とともに喉仏を破壊し、反対側に突き抜けた腕を裏拳の要領で振りぬき、無理やり首の半分を抉り取る。ついでに剣を後ろ、左の男に投げつけて牽制しておく。
そして、左手で逆手持ちにしたナイフを額突き立てる。頭蓋骨を貫きナイフは脳に達し傷つける。脳から指令がなくなり、ここまでしてようやく、男の動きは”停まる”。
「あと二体」
血に濡れた腕を左の男の腹部に突き入れ、体の内側から凝縮した水の魔力を具現化させて、爆発させる。
ブパアァァァァン!!
凝縮されていた魔力は見た目以上の質量をもって男の胴体を弾け飛ばし、上半身と下半身は繋がりを断たれる。
ドチャ、と自らの血液によって成された池に落ちた男の上半身は、顔の半分を沈めているにもかかわらず、感情の感じられない表情で床に落ちている武器を探す。
「残り一体」
グシャッ!
残り一体となった男は、腋を切られたせいでブラブラと揺れている右手を自分でブチブチと神経や筋肉ごと引きちぎる音をさせながら切断する。剣は左手に持ち替えた。
常人であれば目を背きたくなるような奇行だが、俺は眉一つ動かさず、冷めた目でそれを見ていた。
俺はナイフを構え直し……、
「素晴らしいな、カキス!!」
割り込んできた声の方へ即座に反応しナイフを投擲する。
ガキィン!
が、魔力まで込めていたナイフは弾かれる。
「おいおい、久しぶりの再会だというのに随分と物騒な挨拶じゃないか、えぇ?」
「テマトナ……!」
割って入ってきた男はいかにも研究者といった出で立ちで、モノクルをしている。青い長髪を後ろでまとめ、妖しい美貌を惜し気もなく晒している。
だが、その瞳に正気はない。
俺は怒気を露わにし、魔力が体の周りを覆う。
「ハヒャヒャッ! 随分と怒る”演技”がうまくなったなぁ、えぇ? あれほど、順応なサンプルだったのになぁ……!」
「黙れ……! 貴様に俺の感情を語る資格などない。あの男の手駒でしかなかった貴様にはな……!」
「アァッ!!? 手駒じゃねぇよ!!」
下卑た高笑いは俺の言葉に中断する。
「……ふぅーー……! ……せっかく俺がもう一度感情を封じてやったってのに、封印を解きやがって、えぇ? 手前ぇには必要がないんだよ、そんなもの(感情)は」
テマトナは長く息を吐くと、落ち着きを取り戻し俺の状態にやれやれと肩を竦める。
この男の面倒なところはこういうふうに、挑発してもすぐに冷静に戻るところだ。ミスを誘発することができないぶん、攻め難い。
「封じてやった、じゃなくて、封じることしかできなかったんだろう? あの男と違って」
「あのジジィの話を止めろ……!! 俺がしようと思えばお前の感情を本当に壊すことだってできたんだぞ?」
「はっ! どうだかな。まぁ、本当にできたとしても、もうそのチャンスはお前に来ないさ。今、ここで、お前は俺に殺されるんだからな」
俺が地面に落ちている剣を蹴り上げて構える。
「……ハヒャヒャッ! この数を目にしても同じことが言えんのか、えぇ?」
パチン!
テマトナが指を鳴らすと、その背後から軍の行進のように騒然と並ぶサンプルの数々。その数は今視界に収まる範囲でも最低、二百。
「確かにお前は強いし、まだまだ目覚めていないポテンシャルは計り知れない。だぁがぁ、逆に言えばその才能はまだ開花していない。数年後、いや、お前なら何かきっかけがあればすぐにでも俺を殺せるだろうが、今は無理だな」
「……この程度の数で俺が殺せるとでも?」
「無理だろうな。だが、俺は研究者として観察眼に自信はあるんでなぁ、時間稼ぎにはなるさ」
というわけで、……やれ、お前ら。
そう呟き、自らが作った死兵に指示を下し、闇へと溶け込むようにして消えていく。
「待て!!」
影身でその背中を追おうするが、あまりにも数が多い壁に阻まれ、その背中を歯噛みしながら見送ることしかできなかった。
「チィッ!」
俺は鞭を振るってくる俺より幼い少女の額に剣を突き立てる。
俺は逃がしたことによる苛立ちや、自分の感情が演技だと、偽物だと指摘されたことに対する怒りを、二百の屍人にぶつける。
○ ○ ○
「はぁ……はぁ……はぁー……」
最後の一体にとどめを刺すと、達成感よりも倦怠感が全身を包む。まだ少しだけもやもやとした感情が残っているものの、それをぶつけられる都合の良い相手は全て、破壊してしまった。
呼吸を整え、無駄だとわかってはいてもテマトナの気配を探る。
自分を中心として円を広げるように索敵結界を張り巡らす。と、完全に範囲を広げる前に反応があった。
その反応はかなり近く、
「……誰だい、こんな夜更けに水遊びをしているのは?」
真後ろの通路からだった。
「……」
俺はゆったりとした動作で肩越しにそいつを見る。
年齢は俺と同じくらいで、整った顔立ちをしている。最近少年貴族の間で流行っていると思わしき髪型をしていることから、そういった身分の人間だと推測する。
「しかも、君は誰を相手に水遊びをしていたのか分かっているのかい? 全員行方不明中だった貴族の方々だ」
少年は俺が自分と同年代ということに対する驚愕の反応はなく、顎で俺の足元を指す。
俺は視線を足元に移すが、そこには例外なく頭部を傷つけられている死体しかない。中には顔ごと口から上が真っ二つになっている物もある。記憶にないことないが、今はどうでもいい。
この街にはつい最近来たばかりで、情報もテマトナに関することを優先していたため、なおさら知りえなかった。
だからといって、貴族だと最初から分かっていたとしても、結果は変わらないが。
それと、テマトナが大して強くもないこいつらを俺にけしかけてきたのか理由がわかった。
「俺に面倒を押し付けるため、か……」
この状況はどう考えたって俺がやっとしか思えない。確かに、こいつらを最終的に殺したのは俺だが、元凶は俺でなくテマトナだといっても、誰も信じないのは明白だ。
最後の最後まで奴の計画通りということだった。
「チッ!」
俺は舌打ちを一つ残し、少年の横を通って帰路に就こうとしたが、まぁ、当然少年は待ったをかける。
「おっと、まだ話を聞いてないんだけど?}
「……どう答えたところでお前の中での結論は変わらないんじゃないのか? それに、この惨状を作ったことは否定しない」
ニコニコと笑みを顔中に張り付けた少年は、俺の言葉に嬉しそうに目を細める。
「へぇ、それがわかっているなら……どうする?」
「邪魔をするのであれば、叩きのめす」
「怖いねぇ……。頬にそんなに返り血を浴びてたら説得力が抜群だね」
「……悪いが、俺は今むしゃくしゃしている。手加減を保証できないぞ」
「大丈夫。そんなものに保証してもらう必要はないから」
少年は言い終えると同時に隙の少ない膝蹴りを俺の腹部めがけて放つ。
俺はその軌道上に剣の柄を差し込み、膝と激突るように仕向ける。と、少年はそれを視界に収めると魔術を発動する。
「『ゲストオブウィンド』」
ビュオォ!
横殴りの突風により俺の体は押され、剣の柄を膝に激突させるどころか、このままでは脇腹に刺さってしまう。
「甘いな」
俺は突風に逆らわずに、むしろ押される勢いで一切踏み込まずに、少年の顔面に右フックを叩き込む。
「ぐっ!?」
少年は予想外のカウンターを腕で守るが、身体強化された腕力に、とばされはしなかったものの体勢を崩す。
俺は地面を蹴って少年の頭上を飛び越し、空中で少年の後頭部に後ろ回し蹴りで追撃する。
ブォン!
少年はギリギリのところで屈んで躱し、体勢を立て直すために一度距離を取ろうとバックステップを踏む。
が、着地した瞬間影身をした俺に背後を取られてしまう。
俺の攻めを阻止するように、魔法で風を起こし、足が地についていない状態で裏拳を出す。
俺はそれを受けずに二歩ほど後ろに後退し、少年が着地寸前で肉薄する。
「はぁっ!」
気合の声とともに剣を抜き放った少年は、懐に潜り込んだ俺を突く。
(その程度、いや……)
俺は屍人相手した時のように指版真剣白刃取り、『制刃』で受け止めようとしたが、剣の表面を僅かに撫でる緑色の紐状のものが見えると、回避することを選択する。もしあれを指で受け止めたら俺の指はズタズタにされてしまっていたかもしれない。
俺が横に回避すると、少年は着地後息を吐く暇なく俺に追いすがる。
「……ふんっ」
俺は焦ることなく、脚で大地を揺らす。所謂震脚をする。
「その程度で!」
少年は俺が震脚で迎え撃つと思ったのか、速度を緩めることなく一足飛びに襲いかかろうとする。
震脚を避けるのであれば、地に足をつけていないのは正しい選択だが、俺の目的は震脚自体ではない。
「せぃっ!」
バシャァン!
俺は震脚により足元から飛び跳ねた血液を正拳突きで散弾銃のように撒き散らす。少年は目に入らないように腕で顔を庇う。それにより、無防備な状態で俺の懐に飛び込むこととなる。
「『ウィップエア』!」
少年は僅かに庇いきれずに顔に付着した血を拭おうともせず、すぐさま次にの魔法を唱える。
顔に異物が付着している嫌悪感を気にしてフォローのタイミングを逃すような馬鹿ではないらしい。
視認できる魔法の風は薄緑色の鞭となって俺の左右の逃げ場を塞ぐ。背後はすぐ後ろが壁で正面から向ってくる少年の剣を避けられるほどの余裕はない。
ギィィン!
お互いに魔力を込めた刀身が甲高い音を奏で、そのまま鍔迫り合いを始める。
少年は汗を掻きながらも不敵な笑いを浮かべているが、対する俺の表情には一かけらも焦りの色はない。
「なかなか楽しめそうだね、君は……!」
「…………俺は、むしゃくしゃしていると言ったはずだ。いつまでもガキの遊びに付き合ってやるつもりはない」
「何……!?」
俺は鍔迫り合いを継続しながら、後ろの壁を歩くようにして少しだけ上り、剣にかける圧力を増やす。それに対抗しようと少年がさらに力を入れる瞬間に俺は壁を蹴って少年の頭上を跨ぐようにして飛び越す。
「うわっ!?」
対抗する力がなくなり、踏ん張っていた分だけ余計に体制を大きく崩す。少年は魔法でどうにか隙を晒そうとしている体を支えようとするが、俺にとってはそれでも十分な隙となる。
「流連流鏡華水月の型、其の四『朧影斬』」
俺は影身ですれ違いざまに二回、みぞおちと顎に剣の柄を振う。
少年は何一つ抵抗できずにその攻撃を受け、体をふらつかせる。それでも、どうにか立て直そうと踏ん張ろうとするが、下っ腹に力を入れる前にみぞおちの痛みに邪魔されていてできない。また、魔法を詠唱をしようにも顎をやられているので、うまく詠唱ができない。さらには、脳を揺らされたこともあり、足元もおぼつかない。かろうじて転倒しないようにするだけで精いっぱいのようだ。
「流連流激天脚の型、其の六『蛇墜翼』」
俺はそんな少年に一切の容赦なく、次の技を繰り出す。
少年の背後に立っている俺は、足を蛇のようにしならせながら、両肩甲骨を脱臼させる。
「がっ……!?」
「言っただろう? 俺は今むしゃくしゃしているとな。……無様に寝ていろ」
そう声をかけると、『払足雷蹴』で無理やり少年の意識を刈る。
少年は、バシャンと鮮血の湖に倒れこみ、来ていた服は一瞬で赤く染め上げられていく。
「……もう二度と絡んでくるなよ」
俺は疲れた体に鞭を打ち、建物から出ながら呟く。久しぶりに長い間スイッチが入っている状態で力を抑えていたので、肉体よりも精神の方の疲労感が大きい。
俺は大きなアクビをしながら建物から立ち去っていく。
その時の呟きは叶わないことを、俺はうっすらと理解していた。
ただ、一つ思わなかったことがあった。なんであの時に無視して逃走しなかったんだぁ……!と頭を抱えることになるとは。
これが、俺とコルトの出会いだった。
これから冬ですが、最近の島根は段々と雪が積もらなくなってきてしょんぼり、かきすです。
いや、本当に積もらなくなってきたんですよ。前は余裕で雪だるまとか作れたのにここ数年は作りにくい程度の雪しか積もりません。
かまくらとか作ってみたいのに……。
活動報告を見られた方はどれくらいいるのでしょうか? まだみておられない方はそちらをご確認お願いします。
なんとか、この話はサルベージできましたが、他の話はどこにもバックアップが無く、全ロスト確定となりました。
これから、復旧作業から執筆作業に移りますが、もしかしたら安定した更新を見込めるまで休止するかもしれません。
現金なやつなんで、応援メールを頂くと自分で自分に鞭を打って欲求不満を解消……はできませんが、執筆ペースを上げれるかもしれません。……さすがに自分にやって満足するようなレベルじゃないですよ? 本当ですよ?
色々と問題が起きる作者ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。