褞袍寛七大尽様(どてらかんぎょうひちだいじんさま)
私は、と今日だけでもどれくらい私を他人目線で私と言ったことだろう
私はいまこけていた
目の前に灰色のコンクリートが見え
私の薄い洋風から熱い熱が私を熱する
遠くの方でやけにウルイうるさい何かが鳴り響いている
次第にはっきりとする意識の中、私は急いで道の端に避けた
「ブゥー―-――――」
私の目の前を、さっきまで鳴らしていただろうトラックが急な坂を獣か何かのように登っていく、私は自転車に寄りかかりながらそれをに送りながらやはり達ぼうけていた。
「じーーーー、じーーーー、じーーー。じじじ」
蝉の声に何か現実に嫌気を感じた
もしかしたら案外私はMではなく
サディストなのかもしれない
私はふと流れ落ちて目を染めた汗を拭った。その手を見て私は
その透明な何か話神社の裏の森の中で釘に鎖を引っ掻けられて
ぶら下がる様に掛かっていた、そのあたりに人のような声がぼそぼそ聞こえるが
しかし人の姿はなく対していえばそれが人間ぽい異物に思われるが
しかしどうも人間の何かとは思われない何か空気のようなものをまとっているようにも思われる、しかしそれはふいに空位のように姿が本当に消え残っているのは錆びた気に刺さった釘が一本残っているだけであった。




