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都々逸「何処だ。」

私はクリスタルに話す

「これなんなの」私はそれを握りしめる

いつもと違い僅かに涼しいというか冷たいそれを強く握りしめた

私はもう何が何かわからない頭でそれを眺めていた

ふと手元を見て驚く、そこには今まであった透明な石ではなく

何の変哲もない灰色がかった青い丸い石があの細い鎖ではなく

少し太くなって私の首にぶら下がっている

「なっなに」私はそれを放すと、つながっていた鎖が重力に従いその黄色い土の上に落ちた、私は、なぜか「きゃ――」と力任せに、ヒステリックに叫んでみていた

誰もいないのだかれそれでも恥ずかしがることも無いだろう

私は立ち上がるとさっき確かめようとしていた張りぼてのような風景を確かめるべく歩き出す、違和感ある道、人生に違和感しかない少女(私、がそれに向かい歩みを進める、その頬には透明な水がきらりと光り、足元に黒い染みを落とす

私はいつの間にかその風のない世界をかけた、まるで何かのCMみたいな生活感のない世界を走っていた、すると当然だが長い髪が後ろで動く

私はまるで暗い何かにのまれたように昼間の中で恐怖した

私の顔面に何かがぶつかったのはその時だった

それは何もない、空気がある場所のはずなのに

顔面、体に強い衝撃が当たる、私はその時になってそこに何かしらの何かに当たったことに気付く、今日二度目のめったに当たらない私の妄想じみた違和感が当たった瞬間であった、そして私は陽気に駆けていた罰を食らうかのごとく

に三度目の意識を失っていた。


普通ならそこで章でもなんか挿むべきだが生憎、私は栞はもちろん

パンにはさむベーコンはもとより、何も持っていないのが現状である

しかしながら私は目覚めていた

そう言う意味では眠気でも挿んでみたいところだが

二日間寝ていないときみたいな変なテンションがギンギンに私の眠気を妨げ

いらぬ判断力を私に装着させていた



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